大山崎山荘美術館へ行きました
藤田嗣治の企画展をしているのは知っていたけど行きそびれていて滑り込み
連休前にNHKローカルで紹介をされていたので人は多めでした
(自分もテレビ見て行くのを思い出した)
かなり久しぶりな大山崎山荘
とても素敵でおしゃれな建物です
実業家の別荘として昭和初期に建てられた洋館は、現在アサヒビールの所有となり美術館の名前にもアサヒグループと付いています(山に沿って隣はサントリーさんなんだけどね)
今回は、フジタが旅した路を辿る展覧会。
ヨーロッパやアメリカでの生活を軸にした作品と、その間に書かれた書簡や持ち帰ったコレクションなどがありました
あまり見たことがない彼自作の木彫りの作品が珍しく面白かったです
館の主人だった加賀正太郎と藤田嗣治の直接な接点はなかったようですが
館内の設えとフジタの絵の背景なんかがマッチした雰囲気はええ感じ
小規模な企画展なので、図録は売られていませんでしたが
作品リストと冊子がいただけて、この冊子で展示内容が解説されているのがわかりやすくて、後から見返すのに良かったです
重い図録よりありがたいかも
山荘は文化財なので館内の撮影は禁止されていますが、洋館の中は居間、食堂、寝室が展示室に使われていて、バスルームまで観ることができます
運が良ければ1時間毎のオルゴールも聴けるかも(この音色、超素敵)
オルゴールをBGMに併設のカフェで寛ぐと日常を忘れてしまいそうね
カフェのバルコニーからの景色も良いよ
本館は昭和初期のモダンなデザインが楽しめて、後に建て増しされた離れや地下の展示室は安藤忠雄氏が手がけています
地下は常設展示室でモネの睡蓮も観られます🪷
広い庭には茶室や展望休憩所もあり、庭を流れる水の流れ方まで遊び心が伺えます
もう少し季節が進めば、もっと素敵に散策できるだろうな🌸
山荘出入口も遊び心あるトンネルが
山荘美術館へは、阪急、JR、大山崎駅から徒歩15分弱ですが、上り坂が続く健脚コースです
時間が合えば、両駅前から往復シャトルバスが出ていて、kumaも乗せてもらえて安堵しました🚐
ちなみに、シャトルは先に阪急に寄るのでここで満席になるとJRでは乗れなくなるので注意(バスではなくバンなので)
駐車場も無いので、駅周辺のコインパーキングに駐めることになります
この辺りの山の中が名神高速の天王山トンネルに位置するのね
明智光秀と豊臣秀吉の山崎の戦いもこの地のことで「天王山」って言葉の由来の場所になります
史跡も結構在ったりして、大山崎町もなかなか面白そうな町です
帰りは下りだし、駅まで歩いて少し散策できました
駅近くに在る離宮八幡宮は、油発祥の地だそうで、
ここの神官が日本で初めての油の搾り機を作り灯明の油を作ったのが始まりなんだって🕯️
こちらのおかげで、大好きな胡麻油なんかも今に至るのかしら🍤
大山崎は名水が出るからと言われ
ウイスキーしか思いつきませんでしたが意外な発見がありました。