「一流を目指して、ダメだった人は、五流の人生を生きることになるんだよと、先生は司法試験勉強中の学生の私におっしゃいました。今、同じことを皆さんにいって、問いかけたいです。それだけの覚悟があるのかと」
浜四津敏子弁護士(当時)が語りました。
司法試験や公認会計士試験など、難関の国家試験の受験を考えていた新入女子学生の懇談会でした。
「このなかで、特待生や、学年で一番の成績を取ったことがある人いる?そういう人は勉強のコツを知っているから少しは望みはあるかもしれませんが、他の人はやめときなさいね。特に女子は合格してからの道のりはさらに厳しいですよ」
40年以上前のそういう時代でした。
無名の新しい大学に入学してきた我々は、既にそれなりの覚悟を持っていたのですが・・・。
命、短し、恋せよ乙女
というのではなく、学問も大事だが人格を磨くことはもっと大事だと説いて下さったのでした。貴重な四年間をガリ勉だけで無駄に過ごすな、という趣旨でした。
浜四津先生のご指導のお陰で、その場にいた殆どの娘が道を誤ることなく、身の程に合った進路を選択していったのでした。
選択の余地なく入った大学で、どん底の日々に、あなたにお会いしたのでした。
その後のご活躍は眩しく、今でも尊敬しています。
もう一度お会いしたかった。
そして、身の程知らずなワタシは、そのとおり五流の人生を歩んできたかもしれませんが、人格を磨いてばかりいた友人の助けもあって、そこそこ幸福に生きてきましたと報告したかった。あの無駄に過ごした四年間で、何者かにならなければいけない、という思い込みや母の過剰な期待が解けて自由になれたのだから、悔いはないのですと。
追善供養祈ります。
それにしても、恩師と呼べる人が次々に亡くなって寂しいです。
アラカンてそういう齢なのですね
#思ってたのと違ったこと・・・人生かも
mere my meal one day
前日の刺身盛り合わせから抜いた鮭とイカのジェノベーゼです。ニンニク、ブナシメジ、エノキダケを投入。お昼だから我慢。
野菜ジュースを切らすという事は滅多にないのですが、やらかしてしまいました
右夕飯は、野菜ジュース抜きで代わりにSBカレー粉を少々入れたいつもの圧力鍋スープです。昼からワイン飲みたかったため、もう我慢できず自家製梅酒を少し飲みました。この後、我慢のダムが決壊し、アイスクリーム、チョコレートのオンパレードでした。反省。
浜四津先生の訃報を知ったのは、この翌々日深夜。もうショックを受け止めるカロリーは残っていませんでした
恩師逝き 心構えも 終活か
鵯(ひよどり)が珍しくそっぽ向いて暫く動きませんでした。