昨日は介護士クリさんから早朝に電話があり、曰く「台風が心配で・・・」
会社を休んで母についていることになった。
地震以来、大して仕事がないので誰も困りはしないが、
悪態OLステラが、暇潰しに頼んでもいないワタシの仕事に手を出すのはわかっていて、
憂鬱だった。そして、きっと彼女は胸を張る。
今朝、いつもの喫茶店に入ろうとしたら、街路樹が倒れていて驚いた。
店の方向に倒れてなくて良かった。
少し動揺して、カウンターの前で一息。
「いつもの、モーニングセット、ですね」
と、いつもお釣りを間違えるアルバイトの兄ちゃんが、ぼそっといった。
そして、同じ時間、同じ席で、同じよその人達と、いつもと同じように朝食をとった。
違ったのは、アルバイトがワタシのオーダーを先回りしたこと。
でも、レジは、やっぱり手際が悪くて、安心した。
木が根こそぎ倒れているというのに、いつもと変わらない生活。
これは、ありがたいと思うべきだと、心の中で手を合わせた。
朝礼で昨日のお礼を述べたら、ステラは、いつもの不貞腐れた咳払いをして邪魔をした。
ニタニ課長がちょっと顔をしかめたのは、昨日の疲れを引きずっていたからで、
青白部長は、
「来なくて正解だったよ~ハ、ハ、ハ」
と、いつもの白けたリアクション。
いつもと同じように退屈な時間が流れての帰り道、
倒れていた木は、バッサリ切られて、美しい年輪をみせていた。
彼にとっては、決していつもと同じではなかった、昨日、今日という日。
Dear English Friends,
I took a day off the day Tyhoon attacked Tokyo because my mothers carer couldn't come. Next day
I took these photos on the way to my office and back home. It was same tree. Sad.. but my family were all
safe. Thank you.