前に投稿した静岡の宿からどこにも立ち寄り湯などせず、自宅に帰ってきて仕事の準備に追われてます(^^;
そういうわけで書き溜めてた去年のネタを続けます、スミマセン!
2022年9月末に家飲みした日本酒のお話を1つ。
8月末に栃木の温泉旅をした際(ブログ未投稿)に地元の酒販店で買ってきた1本。
価格はメモし忘れたが、一升で3000円ちょいぐらいだったのでは。
旭興(きょくこう)というお酒で、ぼくは初めての蔵。
栃木県大田原市の渡邉酒造株式会社のお酒。
ほぼ地元で消費されており、まさに地酒。
旭興 初秋の純米吟醸 無濾過原酒 瓶火入れ
ラベルに紅葉があしらわれ、初秋の純米吟醸というぐらいだから秋あがり、ひやおろし的な位置づけのお酒だと思われる。
渡邉酒造株式会社は明治25年に創業。
実際県外への出荷は非常に少ないらしい。
社長自らが南部杜氏の資格を有していて、10年連続で全国新種鑑評会で受賞を続けている、隠れた名蔵。
無濾過原酒なら生でも飲みたいが、瓶火入れ独特の落ち着いた旨味もあるわけで、いずれにせよ楽しみにしていた1本。
原酒だがアルコール度は16度で飲みやすい。
このお酒のすごいところは、30%から55%精米した様々な米をブレンドしているところ。
裏のラベルを見て驚いた。
山田錦 30%精米 2.3%
山田錦 40%精米 11.8%
山田錦 50%精米 1.3%
五百万石 55%精米 14.6%
夢ささら 40%精米 13.2%
夢ささら 550%精米 9.3%
夢ささら 55%精米 21.3%
とちぎ酒14 30%精米 15.0%
雄町 50%精米 5.2%
こういうブレンドはどういう研ぎ澄まされた感覚を持ってやるのだろうか
日本酒度は-1、酸度は1.8、協会酵母14&1801を使用。
無色透明。
純米吟醸らしいバナナやメロン系のフルーティな香りがある。
フレッシュさもありながら、一度火入れらしいまとまりがあり、きちんとコントロールされた美味しさ。
各米の違いまではぼくの舌では分からないが、複雑な広がりと深みがあるような気がした。
派手ではないが甘味が広がり、辛味でしっかり切ってくれる。
間違いなく美味しいお酒だった
2022年9月 飲
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この日のアテはまいどお馴染み、角上魚類にて購入のもが中心。
手前のオレンジ色は、うにいか。
角上のお惣菜、これで277円。
これがお酒に合わないわけがない
お刺身3種で850円だった。
赤身は本鮪。
相変わらずのクオリティ、大きさ、厚みでニンマリ
イカとハマチかな、これもしっかり美味しい。
今回初めて買った、白身巻。
これで200円だったのだが、いやいや200円の内容ではない。
満足度の高い巻物だった。
他にはいつものカニクリームコロッケ、2個で360円。
これもいつものように価格を超えた大きさで安定の美味しさ。
野菜として枝豆を茹でたのだが、ちょっと茹で時間が短かったみたい(^^;
その分、豆の風味は強く感じられたけど。
まいどの楽しい宴となりました
翌々日には自宅のすぐ前にあるすき家でテイクアウトした、これまた恒例のうな牛にて。
なにげにうな牛、何度かリピートしたな~。
ちなみにもうすき家ではうなぎ系、終わってます。