あわら温泉グランドホテル <東館編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

2020年8月、福井県の日帰り湯旅シリーズはもう終盤。

これまでの流れを。

 

国民宿舎 鷹巣荘

カフェド伊万里 (食事)

六呂師高原温泉ピクニックガーデン

鳩ヶ湯温泉

佐野温泉 福の湯

あわら温泉グランドホテル <湯元館編>

 

あわらグランドホテルへ立ち寄り、たくさんある浴場の内、前回は湯元館の浴場を取り上げた。

今回はもう一つ入浴ができた東館にある浴場へ。

 

 

あわら温泉グランドホテル <東館編>

 

 

 

東館に行くには別に外に出る必要はない。

湯元館から本館に戻り、案内に従って移動する。

 

 

とりあえず連絡通路は地下。

 

 

移動距離はそれなりにある。

 

 

この時点で17時を回っている。

今後を考えるとここの東館の浴場でこの日の湯は打ち止めにしようと決意。

 

 

マット↑にあるまずは大浴場「朝倉門」を目指す。

 

 

休憩所のホールでは、あわら音頭がエンドレスで流れていたニコニコ音譜

 

東館にの浴場はメインの「朝倉門」の他、「薬寿十湯」のエリア、そして混浴の露天風呂がある。

朝倉門と薬寿十湯は同じ脱衣所だが、露天風呂は違う場所。

まずはメインから。

 

 

脱衣所はかなり広い。

 

 

湯元館の浴場みたいに独り占めにはできなかった。

 

立派な朝倉門から、メイン浴場へ。

 

 

ちなみにこの朝倉門とは戦国時代の越前に五代にわたり栄えた武将朝倉家の朝倉門を縮小したものとのこと。

 

大浴場は半露天みたいな感じだった。

 

 

前客、後客がいたため写真は少なめ。

計10人以上は楽に入れる浴槽は中で仕切られつつ2つが連なっている。

 

 

シャワー付きカランの洗い場もしっかりとした規模。

カランから源泉は出なかったはず。

 

 

無色透明な湯は源泉名が「芦原温泉 泉井番号 第37号・第60号混合泉」。

源泉温度45.3度pH7.7ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉

成分総計3.785g/kg

湯元館が第37号の単独使用だったのに比べ、東館はそれに第60号を足した混合泉

湯マニア的には別源泉扱いだにひひ

成分総計が1.5gぐらい違う(湯元館の37号単独は5.257g/kg)とは言えこれは分析書の表記内容に基づく話であるが、実感としてはその総計の違いがインプレッションの違いとなった。

 

湯口はユニークニコニコ

 

 

菊の門みたいなモチーフから噴出するスタイル。

ほぼ無臭淡いダシ塩風味あり。

湯元館の37号源泉単独使用に比べて風味はやや薄い気がした。

 

 

金のシャチホコががいか様にも目立つがニコニコ、湯は湯元館に比べやや大味な印象。

とは言え消毒臭なども皆無であり、スベスベ感はしっかり感じられ、十分に楽しめる。

 

それでは薬寿十湯エリアへ。

 

 

脱衣所から入るのが基本だろうが、朝倉門の浴場から直接行くこともできる。

ブログ的には正規入口から。

 

 

この薬寿十湯、10も浴槽があったかどうか記憶にない。

常時どこかに入浴客(子連れも)がいて満足に写真は撮れなかった。

 

 

使用源泉は朝倉門のメイン浴場と同じなので詳細は省略。

 

 

湯使いは基本的にどこもかけ流しだった思う。

印象に残っているのは打たせ湯。

 

 

もちろん源泉利用で、なかなか圧が強かったニコニコ

 

 

この情けない写真↑は不要だったか(^-^;

 

ツボ湯的な浴槽もあったが常時入浴客が居たのでこの写真↓のみ。

 

 

脱衣所に戻り一度着衣をし、露天風呂へと向かう。

 

 

先述の通り、露天風呂は混浴

女性専用時間も設けられているようだ。

 

 

脱衣所は男女別。

 

 

女性客を含め前にも後にも誰もおらず、終始独り占めで入ることができた。

 

 

岩を配したなかなかの趣きがあり、やんわりと男女スペースを分けてるような、そうでないような…。

湯口からの投入だけでなく、浴槽内投入もあり。

浴槽内の投入湯の方が熱い。

かといって加温循環併用ではなく、おそらくかけ流しだと思う。

 

 

使用源泉は東館のメイン浴槽と同じ、「芦原温泉 泉井番号 第37号・第60号混合泉」。

スペック的なことは上をご覧あれ。

 

 

ただし湯口での源泉の印象はやや違った。

 

 

投入されてる源泉はぬるめだったが、湯元館の37号単独を含め、ダシ塩風味が一番濃く感じた。

 

 

浴感のスベスベ感ももしかしたら一番強かったかも。

と言うわけで、混浴だけどこの露天はぜひ入っていただきたし。

 

やはり60分だとこれだけの浴槽をしっかり入り比べるには短すぎた。

他にも浴場はいくつもあることだし、押しなべて湯使いもよく、また今回入った浴場では使用されてない源泉がもう1本あるはずなので、機会があれば泊まってみたいと思った。

 

2020年8月の福井の湯はこれで終わりだが、次回は最後に食事ネタをあと1つ。

 

 

 

あわら温泉グランドホテル

 

福井県あわら市温泉1-601
0776-78-5500

立寄り入浴料 800円(60分・手ぬぐい付き)※付かなかったが

他のプランもあり
15時~21時

 

【東館】

<源泉名:芦原温泉 泉井番号 第37号・第60号混合泉>

ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

45.3度

pH7.7

成分総計 3.785g/kg

湧出量 38リットル/分(動力揚湯)

無色透明

微々焦げ硫黄臭あり

淡塩ダシ味あり

しっかりとしたスベスベ感あり

完全かけ流し(おそらく)

 

2020年8月入湯

※数値はH26の分析書より