ぼくの住むエリアでは政府より緊急事態の宣言があり、温泉旅行や食べ飲み歩きも自粛せざるを得ない状況。。。
せめて拙ブログの中では、コロナのコの字も無かったときの話をこれまでの様に続け、来るべき普通の環境にスムーズに繋げられれば。
というわけで、相変わらずの能天気ネタであります
2019年の鹿児島の湯旅シリーズの初日編が終わったところで残念なお知らせを2つ挟みましたが、鹿児島の二日目編に戻る前に2020年に入ってからの単発ネタを少し。
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2020年正月明けに関西の実家から車で関東の自宅へ戻る際の話。
午前の内に静岡を抜けられそうだったが、沼津の漁港で日本一のアジを食べさせる店があるとの話を聞き、居ても経っても居られなくなった。
目指したのは駿河湾の最奥部にあたるらしい、内浦の港。
太平洋から駿河湾をグッと入ってきて、伊豆半島の「首」の部分の一番奥だ。
そこの「内浦漁協」が直営している店が「いけすや」。
11時からのオープンだったが、15分ぐらい前に到着した。
それでも一番乗りではなく、すでに開店を待つ客がちらほら。
2015年にオープンなので新しい店だが、今や行列ができることも多いそうだ。
沼津 内浦漁協直営 いけすや
裏はすぐ港。
この内浦漁協では養殖のアジで有名なのである。
なんだ天然でないのかと思ったあなた。
正直ぼくもそう思いながら来たのだが、養殖歴50年のこちらのアジは天然至上主義を揺るがすクオリティであった
店内のは売店コーナーがあり、そこでまず整理券を受け取る。
そうしたら開店時間まではあたりをぷらぷら。
開店時間11時と同時に入店したが、整理券番号を呼ばれてから食券を買うシステムだ。
事前のチェックでは〆たての活あじと前日に〆て熟成させたあじの二つが同時に味わえる限定の「二食感活あじ丼」に単品で「あじフライ」を付けるつもりであったが、正月明けたばかりのこの日は熟成あじが無く、二食感はお休み。
となれば通常の活あじ丼+あじフライがセットになった「満腹御前」1300円と相成った。
テーブルで番号を呼ばれるのを待つ。
卓上は醤油とソース。
ぼくは魚フライには醤油なので、ソースは使わなかった。
待つこと10分弱、ぼくの番号が呼ばれた。
満腹御前、1300円。
もう見ただけでニンマリ
主役は後で、まずは脇から。
これは桜でんぷか。
メモもなく、あまり記憶に残ってない(^-^;
見えにくいが、ひじきだ。
メモには「ひじきは普通」とのみ。
味噌汁は海苔の風味がよかったが、具としては少なかった。
まあそんな脇役は正直どうでもよい。
活あじ丼である
この肉厚な切り方と量は想像を超えていた。
醤油をかけなくても甘くてプッリプリ
味わいが濃厚で、たまらん美味さだ
繰り返すけど超厚切りなんですわ
しかも冷たくない。
さっき〆たばかりの常温、水温、体温。
無論臭みも皆無。
小骨も全くなく、軽く醤油を一振りしたらさらに止まらない。
ご飯の量も大盛レベルにあり、量的にも食べごたえしっかり。
これで養殖なのか。
完全にイメージが覆った。
活あじフライももちろん忘れてない。
魚介のフライの中でカキフライと双璧をなす好物がアジフライなのだ
これがやはり肉厚でフッワフワ
肉厚な感じを伝えたかったのだが、この写真↑だと分かりにくいか。
やはりしっかりとした味わいがあり、さすがに美味しいアジフライだった
完食するとなかなかの満腹具合。
満腹御前の名に偽りはない。
でもってこの満足度、1300円は安いっ
活あじフライも美味しかったが、やはりここではまず活あじ丼かな。
それでもってサイドオーダー的に活あじフライ。
結局また満腹御前か、二食感+活あじフライのどちらかを頼むだろう。
もう再訪する気になっている
沼津 内浦漁協直営 いけすや
静岡県沼津市内浦小海30-103
055-943-2223
11:00 ~ 15:00(あじ食堂)
定休日:水曜日と第2・4木曜日
2020年1月入店