2019年9月の野沢温泉、外湯シリーズ。
横落の湯、十王堂の湯の後は、西ノ宮神社の近くにある新田の湯へ。
2018年12月に場所を少し移動してリニューアルされた。
以前は素朴で民家みたいな佇まいだったが現在はご覧の通り。
ピカピカだが風格ある建物が美しい。
野沢温泉 新田の湯
これまでのように、真ん中の賽銭箱に寸志を投入。
向かって左側が男湯。
共同浴場にご覧のような暖簾は珍しい。
新しい建造物だが、男湯のドアを開けるとすぐに浴場の構造が文化の継承を思わせてグッとくる
そう、十王堂の湯と同様、脱衣所と浴場が連なっている構造。
まあ一応湯が跳ねないレベルで敷居はあるが。
先客が一人いた。
結果的にこの方が出て、後客が入ってくる間の完全貸切時間はわずか1秒
さすがにまともな引き写真とかは撮れず(^-^;
よって写真少な目、遠慮がちなのはご容赦あれ。
3~4人レベルの浴槽は、脇に座ってかけ湯や体を洗うのによく考えられた大きさでデザイン。
向かって左の浴槽内の段、さりげない手すりなどもよく考えられているではないか。
洗い場のカランは左右に1組ずつ。
今までと違って湯と水のセットとなっている。
湯の方をプッシュすると。。。
源泉が出た
その無色透明の湯は、横落の湯と同じ、源泉名「丸釜、茹釜、竹伸し釜、下釜、御嶽の湯混合」。
以下はおさらいになるが、源泉温度は77.0度、pHは8.8。
成分総計1.059g/kgの含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。
総硫黄は5mgほどになる。
湯口から離れた浴槽の端で45度となかなかの熱め状況。
加水してのかけ流し使用も同じ。
淡いコク硫黄臭がして、淡いコク硫黄味があった。
ごく僅かにアブラ風味も感じられた気がする。
スベスベ感あり。
グレーの綿状の湯の花が少し舞っていた。
次は外湯で一番大きな建物へ。
野沢温泉 新田の湯
長野県下高井郡野沢温泉村豊郷
無料(寸志を入れよう!)
5:00~23:00
※11月~3月は6:00~23:00
無休
<源泉名:丸釜、茹釜、竹伸し釜、下釜、御嶽の湯混合>
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 (低張性・アルカリ性・高温泉)
77.0℃
pH8.8
成分総計 1.059g/kg
無色透明
淡コク硫黄臭、微々アブラ臭あり
淡コク硫黄味、微々アブラ味あり
自然なスベスベ感あり
灰色の綿状の湯の花あり
加水かけ流し
2019年9月入湯
※数値はH26の分析表より