温泉津温泉 元湯 泉薬湯 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2019年8月あれこれシリーズ、再び。

 

実家滞在中に1日オフが出来たので、久しぶりに島根まで遠征することにした。

阪神間から日帰り島根往復はきついとは思うものの、泊まりは許されないスケジュール(^^;

夜明け前に出発し、まず向かったのは大田市にある温泉津温泉

 

 

石見銀山からの銀の積出港として栄えた温泉津港から少し入ったところに温泉街はある。

 

 

2008年11月以来、10年以上ぶりの再訪。

前回はブログを始める前だ。

 

温泉津温泉には共同浴場が3つある。

内1つは2008年も行けてなかったので今回優先させたかったが、そこだけ営業は夕方から。

帰りにまた寄ることにして、まずは温泉津の顔とも言える元湯「泉薬湯」へ。

 

 

建物の左に幟が見える。

奥にあるのが温光寺

 

 

薬師如来を本尊とし、境内の地蔵堂の地下から源泉が湧出しているらしい。

 

 

湧出現場までは確認せず、浴場へ。

なお建物の道を挟んで正面には10年前はたぶんなかった飲泉モニュメント?があったが、源泉は出てなかった。

 

 

営業時間6時~20時

基本は無休だが年に2回臨時休業があるらしい。

入浴料370円

 

 

温泉津温泉 元湯 泉薬湯

 

 

 

半顔↑の後ろにあるのが温泉津温泉の由来。

 

 

1300年という長い歴史を持つ湯なのだ。

 

では浴場内へ。

 

 

外観もそうだが中に入っても10年前とは変わらない。

先客は1人。

声をかけると東京から来た温泉好きな若者で、譲り合いながら写真が撮れたのでよかったニコニコ

 

 

寛ぎスペース?には持って帰れる分析表まであった(写真↑左の棚)。

 

この雰囲気たっぷりな浴場だが、改修工事に入るらしい。

 

 

どのように改修されるのか不明だが、この雰囲気は保たれるのだろうか。

源泉が濃く析出物も多いための配管系の不具合修正あたりならよいのだが、3か月と長いのが気になる。

いずれにせよ1月遅かったらフラれていたので助かった(^^;

 

では浴場内へ。

その姿は以前の記憶と全く変わってない、いや10年分の年季が重ねられていた。

 

 

説明不要の重炭酸土類系の析出物、沈着物

さらにそれだけではおさまらない複雑さも併せ持つ。

この写真↑は脱衣所から浴槽入口にあるドアから撮ったもの。

階段で下って浴場になるという構造↓。

 

 

もう一度浴槽全景を。

 

 

3つに分かれた様に見える浴槽は、中でつながっている。

右のひときわ暗い色の浴槽が熱い湯で、1~2人ぐらいの規模。

真ん中がぬるい湯で2~3人の規模。

真ん中と左には壁はなく手すりのみで、左は座り湯、すなわち底が浅い状況。

1人用で湯はぬるい湯のままである。

 

源泉名は「元湯温泉」。

源泉温度48.1度pH6.3ナトリウム-塩化物温泉

成分総計8.56g/kg等張性だ。

泉質名だと湯の実態を表し切れてない(^^;

もう少し詳しく見ていくと、陽イオンだとナトリウムが1890mgを筆頭に、カルシウムイオン416mg、マグネシウムイオン83.8mg、カリウムイオン68.3mg、ストロンチウムイオン13mgなどと続く。

鉄イオンも2.7mgある。

陰イオンだと塩化物イオンが3360mgを筆頭に、硫酸イオン1100mg、炭酸水素イオン959mgと続く。

炭酸イオンも多いがそれよりも硫酸イオンの数値が上なのだ。

そういう意味では重炭酸土類泉というのは間違った言い方なのかもしれない。

そして遊離二酸化炭素が504mgとなかなかの量。

メタケイ酸は109mg、メタホウ酸は40.6mgと総計の割にはそれほど目立たない。

 

源泉は自噴48リットル/分の湧出量。

 

 

完全かけ流しで使用している。

湧出地も近く新鮮な熱い状況のままなため投入量はそれほど多くないが、朝早めだったので湯は新鮮だった。

 

洗い場周りはコテコテにひひ

 

 

冷たい真水がでる蛇口がある。

この蛇口から桶を通じて加水はできるが、もちろんそんな野暮なことはしない。

でも後ほど活躍はするにひひ

 

ではそれぞれの浴槽を。

まずは座り湯

 

 

先述通り真ん中のぬるい湯と境は無いので特に触れなくてもよかろう。

 

通常入る浴槽がその真ん中のぬるい湯

 

 

黄茶色約20cmの濁り

温度計を見てみると。。。

 

 

44~5度ある。

実感としてもそれぐらいの温度があり、ぬるくてこれだ(^^;

 

 

湯口からは湯が出てなかった。

すなわち熱い湯からの流れ込みのみでこの温度なのである。

熱い湯が思いやられる(^^;

なので源泉風味は熱い湯の湯口で。

 

ぬるい湯での半顔ショット。

 

 

しっかりとしたスベスベ感があった。

 

では熱い湯へ。

10年前は熱くてまったく入ることができなかったので、何とか今回は克服したいのだビックリマーク

その思いが高じて今回日帰りでも来たようなもの。

 

 

暗い灰色~白緑色に見えるのは湯の濁りが少なく、浴槽の色味がより反映しているからだろうか。

温度計が外されている。

このときはマイ温度計を忘れてしまい、実測できなかったのが残念だったが、過去の経験値からして47度は楽に超えていると思われたメラメラ

ただし足をつけることはできるので、48度は超えてなかろう。

それにしてもめちゃくちゃ熱い(^^;ビックリマーク

 

 

金気臭がある。

しっかりとした塩味複雑なエグ味、そして炭酸のシュワ感的なニュアンスも感じられた。

 

さあ、肩まで浸かろう。

洗い場の蛇口で桶を水に満たして浴槽脇に置いておく。

床に座りもう一つの桶で何度もかけ湯して体を慣らす。

息を止めてさあ、入るぞ。

 

 

10年越しの達成感にひひ

限界は数秒後に訪れ、飛び出て桶の水を被るみずがめ座

これを数セット。

ちなみにもう一人の東京からの若者は片足しか浸けられなかった。

フフフ、10年後にぜひ再チャレンジをビックリマークにひひ

 

 

 

温泉津温泉 元湯 泉薬湯

 

島根県大田市温泉津町温泉津ロ208-1

0855-65-2052

入浴料 370円

6:00~20:00

年2回臨時休業 ※2019年9/17~12/16は改修工事で休業

 

<源泉名:元湯温泉> 

ナトリウム-塩化物温泉泉 (等張性・中性・高温泉)

48.1℃  

pH6.3

成分総計 8.56g/kg

48リットル/分 自噴

ぬるい湯で黄茶色約20cm濁り

熱い湯で暗灰緑白色やや濁り

金気臭あり

しっかりとした塩味、複雑なエグ味、炭酸のシュワシュワ感の名残あり

しっかりとしたスベスベ感あり

クリーム色、茶色、緑色などの沈着や析出あり

完全かけ流し

 

2019年8月入湯

※数値はH31の分析表より