奥小安 大湯温泉 阿部旅館 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

いわゆる小安峡温泉小安温泉共同浴場元湯共同浴場「山神の湯」のみとし、宿の湯はスルーしてしまった。

ただしこの後は宮城県の鳴子温泉方面に抜ける予定にしていたため、そのまま国道398号を進むと奥小安の温泉宿も通ることになる。

 

 

木々の間から湯けむりが見えると到着。

皆瀬川最上流の温泉宿、大湯温泉「阿部旅館」が目的地。

 

 

かなり山奥の宿ではあるが、なかなか瀟洒な造りのようだ。

停めてある車もそこそこ多い。

なお大湯温泉は一軒宿ではなく向かいに民宿があるが、時間が無く立寄れなかった。

 

 

奥小安 大湯温泉 阿部旅館

 

 

 

玄関奥に見える提灯でお分かりのように、日本秘湯を守る会の宿でもある。

通年営業しているが、ここより先の道路は通行止めになることもあるので注意。

 

 

ピカピカの床、ゆとりある造りなども人気に繋がるのであろう。

実際に気持ち良い。

 

 

立寄り入浴料500円

休憩などについては上記を確認あれ。

なお宿泊客でないと利用できない浴場もある。

立寄り入浴客は一度建物を出て浴場へ向かう。

 

 

利用できる浴場は上記の看板↑の通り。

季節限定の天然川風呂は川にそのまま入る混浴風呂になるのだが、これは7~9月限定なので、ぼくが立寄った11月は入れない。

 

 

川に沿った浴場施設が見えて来た。

 

途中には一服つけられる休憩コーナーがある。

 

 

貴重品などはここで鍵をかけて保管できる。

 

 

ここ↑を下ると浴場だ。

さすが、なかなか風情ある造りにしている。

 

 

立寄りでも男女別に内湯、露天2種、蒸し風呂に入ることができる。

先述したように夏季は混浴の川風呂も。

 

 

先客が1人、後からもう1人。

思っていたほど混んではなかった。

 

脱衣所の効能表。

 

 

泉質が単純硫黄泉になっているが、現在はアルカリ性単純温泉のようだ。

詳しくは後述する。

 

源泉蒸風呂、すなわち温泉サウナ。

 

 

湯けむりも立ちのぼる高い源泉温度なので理にかなっている。

 

では露天に出る前に内湯から。

 

 

落ち着いた感じの浴槽は、想像していたより小ぶり。

浴場はシンプルで、カランやシャワーなどはない。

 

 

奥にかけ湯の枡があった。

シャンプー類でなく石鹸が皿に乗せられているのがよい風情だ。

 

 

無色透明な湯は源泉名「大湯温泉(2号井)」。

源泉温度92度、pH不明のアルカリ性単純温泉

成分総計0.8695g/kg

高温のため加水してのかけ流し使用である。

 

1号井は単純硫黄泉の値があったらしい。

1号井がどうなったか、どこで使われているかなどは不明。

ちなみに2号井の総硫黄は1mg台。

 

 

加水が多いのか想像していたタマゴ風味はほとんど感じられず、ほぼ無味無臭であった。

先に言ってしまうと、湯としては露天よりこの内湯の方が良かった気がする。

 

 

しっかりとしたスベスベ感があった。

これはアルカリ性の上に炭酸イオンが31mgあり、その上にメタケイ酸も273.3mgと多いことなどが要因であろう。

 

それでは露天エリアへ。

まずはこの内湯↑と対をなすような規模の浴槽から。

 

 

浴槽の素材こそ違うが、実は壁を挟んで並ぶように設置されている。

 

 

右奥には湯口も見えるが、奥の2つの穴から内湯の湯が行き来していた(様に思えた)。

 

それではメインであろう、大きい方の露天風呂へ。

 

 

浴槽の複雑な形が全景を捉えにくいのだが、20人ぐらいが入れそうな広い浴槽である。

浴槽の向こうはすぐ川。

 

 

川を眺めながら入浴することができる。

そして夏季はこの川が天然の露天風呂となるのだ。

川底からの湧出もあるらしい。

 

上流に目を向けると、あちこちで湯が湧いているのが分かる。

 

 

キケンと赤文字で書かれているように、高温でシュンシュンと湧いているのだニコニコ

この噴気には生ゴミ系のコクのある硫黄臭が感じられた。

 

川の下流に目を向けると。

 

 

旅館の建物が巧く溶け込んでいる風景となる。

ああ、やっぱり夏に来て川風呂に入りたいなぁ。

 

では露天風呂へ。

 

 

使用源泉は内湯と同じ(はず)。

やはり加水してのかけ流し使用。

大きな露天だけに内湯よりは加水量は少ないはずだが、ごく僅かに消毒の塩素臭を感じた。

もしかしたら普段は無いかもしれず、掃除のときの名残レベルかもしれないが、結果的には残念ながら微妙な源泉の風味の邪魔になってしまった。

 

 

それでも雄大な露天風呂の開放感は素晴らしい。

しっかりとしたスベスベ感も心地よい。

 

 

源泉のインプレッションはそう言うわけで内湯に譲る。

 

 

こちらは加水を比較的少なくて済ませられる極寒の時期か、川風呂に入れる夏季が、湯を楽しむ期間としてはオススメなようだ。

 

秋田から山道を進み、次は山形県の湯へ。

 

 

 

奥小安 大湯温泉 阿部旅館

 

秋田県湯沢市皆瀬小安奥山国有林34

0183-47-5102

立寄り入浴料 500円 (8時~20時)

 

<源泉:大湯温泉 (2号井)>

アルカリ性単純温泉 (低張性・アルカリ性・高温泉)
92度
成分総計 0.8695.g/kg

無色透明

ほぼ無味無臭

噴気に生ゴミ系のコク硫黄臭あり

しっかりとしたスベスベ感あり

露天に消毒の微塩素臭あり

加水かけ流し

 

2017年11月入湯

※数値はH15の分析表より