極上だったほとけ沢温泉「東龍館」をチェックアウトし、すぐ近所と言っていいだろう、同じ東北町にあるその名も「東北温泉」へ立ち寄った。
最寄り駅も同じく乙共駅となる。
東北温泉と検索をかけると、この東北温泉よりも東北地方の温泉の方が断然ヒットしてしまうのだが、東北町にある東北温泉、そのネーミングは至極当たり前なので仕方ない。
建物は新しく、平成20年に大幅なリニューアルをしてこうなった。
それ以前から地元では人気の施設だったが、積極的なアピールにより多方面から人が訪れるようになっているようである。
東北温泉
着いたのは8時半前頃。
ちなみに青森クオリティの5時半からの営業だ。
そして立寄り入浴だけでなく、宿泊もできる。
素泊まりで4470円から、1泊2食付きで7710円からと、リーズナブル。
1Fが浴場、2Fが食堂、3Fが宿泊室。
月曜日の8時半という時間でもお客の出入りがそこそこある。
ホント、青森は生活の中にしっかり温泉が根付いているとしみじみ思う。
立寄り入浴料は300円。
これも青森らしくなってきた![]()
浴場は男女別に内湯にいくつかの浴槽、サウナや水風呂、そして露天風呂がある。
別料金で貸切の家族風呂もあるが、これは今回は触れず。
それでは浴場内へ。
先客が何人か。
それでも混んでる感じではなく助かった。
浴場は入って右側に小ぶりの浴槽が並んでいる。
奥から後述の高温風呂、手前に向かってアンタッチャブルの電気風呂、ジャグジー風呂、浅めの子供風呂、そして水風呂。
水風呂は天然の湧き水をかけ流しで使用しており、こちらの一つの売りである。
浴場の左側が広い洗い場スペース。
シャワー完備であるが、シャンプー・石鹸類は置いてないので持参が必要。
カランからは源泉が出る![]()
もちろんシャワーからもそうであり、400リットル/分の湧出量を存分に使っている。
浴場の正面の窓側にあるのがメイン浴槽。
お気づきの方もあると思うが、湯が黒い。
完全なモール泉である。
こちら東北温泉、日本一黒い湯としてアピールしているのである。
実際は透明度約50㎝の黒褐色透明。
東京や千葉のえげつないほどの黒湯に比べると何とも薄い色である。
源泉温度が47.5度あるので、高温泉の中ではもしかしたら一番黒い湯かもしれないが。
その湯は源泉名「上笹橋温泉」。
pH8.4、成分総計0.5917g/kgの単純温泉。
完全かけ流しにて使用している。
淡いタマゴ臭と淡いモール臭がある。
くっきりとしたタマゴ味とモール系の甘味もしっかり。
僅かにほろ苦味も感じた。
入りやすい温度であり、しっかりとしたツルスベ感が心地よい![]()
さらに秀逸だったのが、浴場の隅にある高温風呂。
高温と言っても加温しているわけでなく、47.5度の源泉をそのまま使っていることは同じ。
浴槽内で43.4度だった。
ちょい熱め適温ぐらいの温度である。
湯口から感じる源泉の風味に違いはないが、上の浴槽写真を見てお分かりのように、さほど多くはないものの泡が付く。
しっかりツルスベ感と泡付きで、なかなかの極上浴感となった![]()
それでは露天風呂へ。
裸のまま建物を出て庭園に向かう感じで露天風呂に達する。
こうやって見るとかなり黒く見えるが、実際は内湯と同じぐらいの透明度。
もちろん完全かけ流しも同様。
開放感があって緑も美しく、極上の湯でしっかり寛げる露天風呂であった。
日本一黒いかどうかはぼくにしてはどうでもよく、源泉も湯使いも極上であり、しかも入浴料も安い。
上北らしい湯でもあり、やはりオススメであることは間違いない![]()
東北温泉
青森県上北郡東北町字上笹橋21-18
0175-63-3715
立寄り入浴料 300円
<源泉:上笹橋温泉>
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
47.5℃
pH8.4
成分総計 0.5917g/kg
700m掘削
400リットル/分
黒褐色透明(約50cm)
淡タマゴ臭、淡モール臭あり
くっきりとしたタマゴ味とモール泉系の甘味、微ほろ苦味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
高温風呂で泡付きあり
完全かけ流し
2017年7月入湯
※数値はH19の分析表より

























