西の屋で昼食をとった後は、敷地内にある同じ経営の立寄り施設「西の湯温泉」へ。
規模は大きくないが、ゆったりと造られている。
西の湯温泉
西の屋と同じく年中無休、11時~20時の営業となっている。
入浴料は550円だが、西の屋でもらった割引券で450円に
石畳の渡り廊下を進み、浴場のある棟へ。
男女別に内湯のみで、露天風呂はない。
手前の脱衣所↑は鍵のかかるタイプ。
奥は籠のみ。
終始独り占めで入らせてもらった。
では浴場内へ。
シンプルに真ん中がメイン浴槽。
奥が非加熱源泉浴槽。
共に埋め込みタイプではないのが今時珍しい。
洗い場は両サイドにカラン&シャワー。
カランを捻ると。。。
源泉が出た
温度を下げると非加熱まんまの状態となる。
おお、風味もしっかり
もちろんシャワーも。。。
しっかり源泉。
湧出量は不明だが、全てに源泉を使用しているのは嬉しくなる。
無色透明の湯は源泉名「湯郷西温泉」。
源泉温度21.3度、pH8.5のアルカリ性冷鉱泉。
フッ素の値(8.6mg)と硫化水素の値(1.1mg)で、温泉法の温泉となる。
蒸発残留物は0.17g/kg。
成分総計を計算しても、0.2g/kgちょっと。
とは言え、このぐらいの総計でも名湯はあるので、侮ってはいけないのだ。
メイン浴槽ではもちろん加温しており、そのために循環もしているが、オーバーフローもしっかりある。
嫌な消毒の塩素臭は全くしない。
ただし総ヒノキの浴槽ゆえ、ヒノキ臭が若干あり、好きな人には良いだろうが、繊細な源泉の風味を感じたい輩にはいささか邪魔をする(^_^;)
熱めに加温された状態で投入されるので、ほぼ無味無臭。
そして源泉とは関係のないヒノキの香り(^^ゞ
源泉の風味はほぼ飛んでいるが、しっかりとしたスベスベ感が心地よい。
こうやって↑加温浴槽でしっかり温めて、目指すは非加熱源泉浴槽↓。
写真はまだ源泉が溜まりきってない状態だが、こちらはしっかり完全かけ流し。
生水って書いてあるけど、源泉って書きましょうよ。
非加熱源泉と書けば満点
そして、硫化水素イオン1.1mgは伊達じゃなく、タマゴ臭とタマゴ味がしっかりある。
無論冷たいし、冬にはキビシイが、それでも値打ちある非加熱源泉完全かけ流し。
しっかりスベスベ感もステキで、温冷交互入浴が楽しめた
西の湯温泉
岡山県美作市尾谷2449-1
0868-74-1126
入浴料 550円のところ、西の屋割引券で450円
<源泉:湯郷西温泉>
フッ素と硫化水素の値で温泉法の温泉 (アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
21.3度
pH8.5
蒸発残留物 0.17g/kg
無色透明
非加熱源泉でタマゴ臭、タマゴ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
メイン浴槽で加温・循環併用かけ流し
非加熱浴槽で完全かけ流し
2017年1月入湯
※数値はH17の分析表より