長峰温泉の後は新潟の湯友宅で宿泊。
翌朝、日本海沿いに山形まで行くことにした。
まず向かったのは鶴岡市の湯田川温泉。
白鷺が見つけたと言う、1300年の歴史がある湯だ。
日本海側から湯田川温泉方面に近づくにつれ、雪が深くなってくる。
四駆に乗っていたが、かなりハンドルをとられた(^_^;)
公の無料駐車場に車を置き、徒歩で雪の温泉街を歩く。
湯田川温泉には共同浴場が2つある。
まずは元湯と言うべき「正面湯」へ。
湯田川温泉の顔と言うべき、堂々たる共同浴場だ。
湯田川温泉 正面湯
湯田川温泉の共同浴場は、外来だとすんなりと立寄ることはできない。
浴場では販売してない入浴券をあらかじめ購入しないといけない。
上記↑にある船見商店へ。
入浴料は200円。
女将さんが鍵をもって浴場まで同行してくれる。
その鍵で入浴可能となる。
朝9時前で先客が一人。
ちなみに朝8時から入浴可能だが、9時~11時は清掃のため入れなくなる。
浴場はいかにも共同湯と言うべきシンプルさ。
こちら正面湯は湧出地から一番近い浴場。
認識的には一番良い湯となる。
この湯が湯田川温泉の各宿へ配湯されている。
湧出量は1000リットル/分もあるらしい。
2~3人規模の浴槽は、規模を考えると十二分な源泉が注がれていた。
洗い場はシンプル。
シャワーはなく、石鹸類は持込。
注がれる無色透明の湯は源泉温度42.2度の「湯田川1号源泉」。
pH8.7・アルカリ性のナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉。
溶存物質総量は1.169g/kg。
完全かけ流しにて使用されている。
写真では分かりにくいが、ザンザンとかけ流されているのだ
僅かに芒硝臭がある。
ごく僅かな塩味がある。
仄かに舌に残る引っかかりは芒硝泉らしい。
僅かな石膏系の風味も感じた。
とにかく温度が素晴らしい、まさにこれぞ丁度よい
何もいじらずこの温度は、自然の奇跡と言うべき塩梅だ。
自然なスベスベ感があった。
湯田川温泉 正面湯
山形県鶴岡市湯田川丙64
入浴料 200円(提携商店にて入浴券を購入)
<源泉:湯田川1号源泉>
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
42.2度
pH8.7
溶存物質総量 1.169g/kg
1000リットル/分
無色透明
微芒硝臭あり
微石膏味あり
ごく僅かに塩味あり
自然なスベスベ感あり
完全かけ流し
2016年12月入湯
※数値はH26の分析表より