2016年10月の弘前市内の湯シリーズ再開。
やはり岩木山の麓、リンゴ畑の中を進む。
目指すはバス停もある新岡温泉。
民宿湯治となっているように、宿泊もできるようだが要確認。
できるとしたら、素泊まり(自炊OK)で2500円とからしい。
普通の大きめな民家みたいな建物。
写真↑右の出っ張った部分が浴場である。
看板らしき板の字がすっかり消えていた。
これでは到着半顔写真が撮れない(^_^;)
中の入り口に立派な温泉名を発見。
新岡温泉
立寄り入浴料は200円
チャーミングなおばあちゃんが迎えてくれた
やはりリンゴを中心に農園からの直売コーナーあり。
浴場はすぐ近く。
男女別に内湯が1つずつ。
露天風呂などはない。
広い脱衣所には先客は居なかった。
途中まで貸し切り状態
以前は番台形式だったようである。
番台跡の上には分析表のパネルがあった。
それでは浴場内へ。
広くてシンプルな浴場。
安定の床ヒタヒタが見て取れる
浴場には淡いアブラ臭が充満していた。
女湯との境。
壁はガラスではないのでご安心を
天井はわりと高く、湯気もさほどこもらなかった。
シャワーのないカランがシンプルに並ぶ。
カランを押せば。。。
出るのは源泉であった
淡い抹茶色透明の湯は、源泉名はそのまま「新岡温泉」。
源泉温度47.6度、pHは不明だが弱アルカリ性の、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
成分総計は2.7129g/kg。
ドバドバとかけ流し使用
表記によると加水しているとなっていたが、源泉温度と浴槽温度、浴槽規模を考えると加水はしていてもごく僅かだと思われる。
写真↑奥右隅の小さな岩が旧湯口。
そこの手前にある香港フラワーのところが現在の新湯口だ。
大量投入がお分かりいただけよう
浴槽の隅では源泉から生じた泡が膜のようになっていた。
黒っぽい大きめの湯の花もところどころにある。
先述したように淡いアブラ臭の他、仄かにタマゴ臭や鉱物臭的なものも感じる。
タマゴ味、仄かなアブラ味の他、淡い塩味があってなかなか美味しい
浴感はヌルトロというべきか。
トロみを帯びたツルツル感が何とも素晴らしい
う~ん、トロがコンクリ浴槽に合う~
そして大量の泡付き
ヌルトロ+泡のニュルプチで、最大級に極上の浴感
これまで極上の湯ばかり続いてきたが、ぼくとしてはまさにここで極まった
非常にレベルの高い湯・浴場達の中で、この時の旅のナンバー1浴場が、ここ新岡温泉。
ナンバー1はあくまでも主観だけど
そんな新岡温泉によく似た湯が、次に登場予定。
新岡温泉
青森県弘前市新岡萩流161-12
0172-82-4521
立寄り入浴料 200円
<源泉:新岡温泉>
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
47.6度
成分総計 2.7129g/kg
淡抹茶色透明
淡アブラ臭、微タマゴ臭、微鉱物臭あり
タマゴ味、淡塩味、微アブラ味あり
トロみのあるツルツル感あり
大量の泡付きあり
黒い大きめの湯の花あり
(加水)かけ流し
2016年10月入湯
※数値はH19の分析表より