2016年8月の南紀湯めぐり、本州最南端の串本町にある立寄り湯、「弘法湯」にも行ってみた。
「弘法湯温泉」とも、姫地区にあるため「姫温泉 弘法湯」と呼ばれる。
ここでは分析表にあった「姫温泉 弘法湯」を採用。
週に4日、一日6時間の営業なので、ある程度予定を立てないとフラれてしまう。
実際の浴場は道路から下ったところにある。
すぐ後ろに海が迫っている。
小ぶりの民家のような建物だ。
入浴料は500円。
姫温泉 弘法湯
当番のお母さんに言われるがまま、入浴前にノートに名前と住所を記入する。
先客は居なかった。
浴場は貸切仕様で2つ。
どちらでもお好きな方をどうぞとのこと。
ちなみに使用源泉は同じである。
まず片方をチェック。
浴槽も浴場全体も1人かせいぜい2人用であろう。
これはもう一方の浴場もほぼ同じ。
源泉の蛇口の位置が違うぐらいか。
もう一方の手前方が窓からの眺めが良さそうなので、そちらを選択。
この脱衣所はどっちの浴場のものか忘れてしまったが、その小ささはやはり同じぐらいだったか。
無色透明な湯はセルフかけ流しにて使用することになっている。
まずは湯を満たしてオーバーフローさせてから入浴することにする。
シャワー付きのカランが1つ。
源泉を使用している。
源泉は27度、pH9.5のアルカリ性単純温泉。
成分総計は0.170g/kgとあっさりした数値。
基本的に加温した源泉を投入しての、かけ流し使用。
掘削自噴で17リットル/分の湧出量だから、無理ない規模で理想的な湯使いだ。
浴槽に向けてはご覧の通り蛇口が2つあり、加温していない源泉そのままも投入できる![]()
源泉状態で淡いタマゴ臭、淡いタマゴ味、そして淡い苦味に淡い甘味があった。
自然な心地よいスベスベ感がある。
成分総計が少ないため各要素の数値も少ないが、その中では炭酸イオン12.3mgがやや目立つ値か。
窓からは美しい太平洋。
これだけ海から近いのに塩分は皆無と言っていいぐらい感じない。
せっかくだから非加熱源泉のみ投入のぬるめにしてのゆったり入浴。
満足のひと時であった![]()
入浴後、裏庭から小路をさらに下る。
途中でコンクリの枡がある。
そこからはピュ~っと源泉が垂れ流されていた![]()
以前に自然湧出していた場所の近くを新たに掘削して得た湯である。
浴場に送られているのと同じ源泉で、浴場で感じたよりもややタマゴ風味が強かった。
サイトでは66リットル/分となっていたが、新しい分析表では17リットル/分となっていたので、こちらでは後者を採用。
なお元の自然湧出源泉らしい湯がまだ、別の場所から出ていることを知ったのは旅の後。
それはまたいつか訪れよう。
姫温泉 弘法湯
和歌山県東牟婁郡串本町姫572
0735-62-0654
火・木・土・日の13時半~19時半
入浴料 500円
<源泉:弘法湯>
アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・低温泉)
27度
pH9.5
成分総計0.170g/kg
無色透明
淡タマゴ臭あり
淡タマゴ味、淡苦味、淡甘味あり
スベスベ感あり
加温・セルフかけ流し
2016年8月入湯
※数値はH21年の分析表より
















