三島谷温泉の後は、それほど離れていない湯へ。
まずは国道8号に出る。
目的地はそこから枝道を進む。
この看板↑があるから迷わずたどり着ける。
お、渋い建物だ![]()
と思ったら、こちらは灰下公民館。
ただし現役かどうかは不明。
矢印にそって進むと、目的地は新しい建物だった。
昔から湯治場として親しまれてきたが災害で一時期休業。
2002年にこの建物で復活営業を始めたとのこと。
灰下の湯「東栄館」と表されることも多いが、東栄館の表記が見当たらない。
ここでは「灰下の湯」という表記だけにする。
灰下の湯
二食付きの宿泊もあるという案内も見かけるが、2016年7月においては日帰りのみの営業のようである。
貼り紙によると、入浴時間は9時~19時半までとなっている。
入浴料は500円。
お昼時間の過ぎた頃だが安定の人気があるようで、常連さんっぽい年配の人たちを男女とも何人か見かけた。
浴場の先客も居たけどほどなく独り占め状況に![]()
湯治場の雰囲気からはかなりかけ離れたモダンな浴場。
3人規模ぐらいの小ぶりの浴槽である。
表へのドアがあるが、露天風呂があるわけではない。
冷鉱泉に加温の露天風呂は無くてよい(=燃料がもったいない)というのがぼくの持論なので、問題ない。
洗い場は2組のみ。
カランから源泉は出なかった。
淡い褐色で僅かにささ濁っている源泉は、「灰下鉱泉」。
モール泉と呼ばれるものである。
源泉温度14.1度、pH9.0のアルカリ性の冷鉱泉。
メタケイ酸と炭酸水素ナトリウム(すなわち重炭酸ソーダ)の値で温泉法の温泉となる。
成分総計は0.7897g/kg。
メタケイ酸は51.9mg、炭酸水素イオンは418.9mg。
掘削自噴の源泉は9.6リットル/分の湧出量。
加温して循環使用で、オーバーフローは見られなかった。
湯口は構造の違う2つ。
箱状のものと、セルフで投入を調整できるもの。
では手前のセルフの方から。
ダイアルが2つあり、左の赤い方が加温された源泉が出る。
右の青い方は非加熱源泉かと思いきや、真水というか真湯というか、期待していた冷たい鉱泉ではないように思えた。
構造的には非加熱源泉が出るっぽいのだが、特徴が無さ過ぎてそう判断。
違ったらごめんなさい。
加温した源泉ではほぼ無臭だが、ごく僅かなゴム臭~生臭を感じた。
僅かに消毒の塩素臭が漂った気がしたが、清掃の際のものかもしれない。
モール泉らしいと言えばそうとも言える、特徴的な甘味があった。
循環なのだが、小さな白っぽい湯の花が多数ある。
オーバーフローは無いと言ったが、蛇口の湯口からどんどん足せば、きっとオーバーフローしただろう。
さてもう一つの箱型の湯口。
透明のアクリル板がはめてあるのだが、成分で曇っていて中はよく分からない。
浴槽内投入になっており、循環された湯が投じられていると思われる。
湯口箱の横にあった穴から無理矢理中を撮影。
この量がかけ流されていたら嬉しいが、湧出量と源泉温度を考えると循環も仕方なかろう。
こちらの湯の最大の特徴は、何といっても強いヌルトロな浴感![]()
三島谷温泉よりもそれは強い。
重曹成分もそうだが、炭酸イオンが31.7mgあることもヌルトロの要因だろう。
浴後は膜が張ったようになり、温まり感が続いた。
灰下の湯
新潟県長岡市大積灰下町1455
0258-47-0596
立寄り入浴料 500円
<源泉:灰下鉱泉>
メタケイ酸と炭酸水素ナトリウムの値で温泉法の温泉(アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
14.1度
pH9.0
成分総計 0.7897g/kg
9.6リットル/分(掘削自噴)
淡褐色、微ささ濁り
ほぼ無臭~微ゴム臭・生臭あり
特徴的な甘味あり
しっかりとしたヌルトロ感あり
小さな白っぽい湯の花多数
加温・循環
2016年7月入湯
※数値はH28の分析表より



















