肘折温泉に一泊し、明けて仙台から帰宅するため車を走らせる。
通り道にあるのが東根温泉。
まだ宿泊したことはないが、そういうわけで立寄る機会が訪れる。
この旅の最初に東根温泉「オオタ湯」に寄ったが、〆の湯も東根温泉の1湯となった。
肘折温泉みたいに長い歴史は無い東根温泉。
まとまった温泉街はなく、宿もわりと点在している感じだ。
今回訪れたのは、未湯の日帰り施設「こまつの湯」の道路を挟んだはす向かいにある旅館、「大二館」。
落ち着いた趣の宿で、宿泊するとウナギ料理が楽しめるらしい。
東根温泉 大二館
「大二館」はそのまま「だいにかん」と読むそうだ。
女将さんに迎えてもらう。
日帰り入浴料は500円。
GW中とは言え5/2(月)の11時頃。
チェックアウト後の館内はひっそりしていた。
浴場は内湯が2つで男女入れ替えになっているらしい。
「さくらんぼの湯」と「月待ちの湯」があり、ぼくが案内されたのは「月待ちの湯」。
オリジナルの暖簾が良いセンス![]()
終始独り占めにて入らせてもらった。
↑右の源泉かけ流しの表記はよく分かるが、左の「すべて無人」の表記は何か複雑な気持ちにさせる(^_^;)
浴場内は湯気がこもっており、結局湯気を抜ききることはできなかったので、また不鮮明な写真はご容赦をm(_ _ )m
浴室の幅いっぱいに使った浴槽は、数人がゆったりと入れるサイズ。
浴場の左右に2組ずつ、計4つのカラン&シャワーがある。
カランは硫黄成分で真っ黒になっていた。
淡い褐色透明の湯は、源泉名「東根温泉協同組合13号泉」。
源泉温度64.4度、pH7.6の、含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉。
成分総計は1.243g/kg。
完全かけ流しにて使用している。
浴槽の右側は寝湯状態になっており、枕替りの丸太が設置されている。
ここで寝湯に浸かりながら、上る月を眺めつつ待とうというのが、「月待ちの湯」の命名由来のようだ。
シャレてるねぇ![]()
まあ真昼間だったので、せっかくの月待ちのお楽しみはお預けとなったが。
淡いアブラ臭、淡いが焦げとコクを持つ硫黄臭がする。
しっかりとしたコクタマゴ味がある。
総硫黄は3.3mg。
塩味やダシ味もわりと感じられた。
そして湯口で主張する白い湯の花の存在感が素晴らしい![]()
その回りの析出物や沈着も見応えがある。
しっかりとしたツルスベ感が、これぞ東根の湯だ。
湯口には白い湯の花だったが、浴槽内には黒い湯の花が底に沈殿していた。
13号源泉をたっぷり味わえる、秀逸な浴槽であった。
これにて、2016年5月の山形の湯シリーズは終了。
お付き合い、ありがとうございました。
東根温泉 大二館
山形県東根市温泉町2-10-1
0237-42-0010
立寄り入浴料 500円
<源泉:東根温泉協同組合13号源泉>
含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)
64.4度
pH7.6
成分総計 1.243g/kg
淡褐色透明
淡アブラ臭、淡焦げ・コクのある硫黄臭あり
コクのあるタマゴ味しっかりあり
塩味、ダシ味あり
しっかりしたツルスベ感あり
完全かけ流し
2016年5月入湯
※数値はH27の分析表より


















