温泉ネタに戻る前に、ワインを少し。
早くも今年飲むワインの中で一番なのではと思ってしまったのが、今回の1本。
約10年ほど前、リリース時期に生産者が来日し、その試飲会にも行って飲み、あまりの美味しさにぶっ飛んで買って帰り、我慢できずに程なく飲んでしまった。
その後、数年以上経ってまた手に入れる機会があり、そろそろさらなる飲み頃になってるのだと思って出してきたのだ
Finca VILLACRECES 2004
スペインの中でもトップクラスの産地の一つ、リベラ・デル・デュエロにある畑は、あのウニコの畑にも近いと言う。
2001年(その頃はレゼルバと表記してあった)も飲んだころがあり、それも十分に美味しかったが、この2004年はもう別物のような次元にある。
キャップシールには、ラベルにもある「V」の美しいモチーフデザイン。
ボトルは重く、コルクも長かった。
このワイン、最初に買ったときは3000円ぐらいではなかっただろうか。
パーカーポイントが95点と評価され、4000円台前半になったような気がする(違ったらスイマセン)。
ブドウは調べたところ、テンプラニーリョが86%、カベルネソーヴィニヨンが10%、メルロが4%の割合。
色合いに経年を感じるものはなく、むしろまだ若々しい。
試飲会で飲んだときに感じた乳酸菌のミルキーなニュアンスこそほとんど無くなっていたが、より複雑で深い香り、逸品チョコと逸品コーヒーを合わせたような、何だか猛烈にカッコいい香りなのだ
味わいも相当にフルボディなのだが、重ければよいといったパワフルさではなく、しなやかな力強さで、ひたすら品よく充実している。
上質のカカオのような深い甘味とほろ苦さ、永遠に続くかと思われる余韻。
あと1本手に入れたかった。
そしてまた10年経って飲みたかったなぁ。
もしも見かけたら、借金しても即買いの1本





