郡山市の「郡山三穂田温泉」「うねめ温泉」の後は北上して宮城県へ。
以前近くに行きながら時間の都合でスルーしてしまった黄金川温泉へ。

こちら宿のような名前だが、蔵王町の老人憩いの家であり、日帰り施設だ。

訪れたのは9時半頃だが、9時オープンとのことで、朝湯狙いの諸先輩たちで結構にぎわっている様子。
実はこちら、2010年に源泉が出なくなるという危機に瀕しつつも、すぐに新源泉を掘削して再開、さらに東日本大震災でも一時休業しつつ、またも再々開した施設である。
お年寄りの希望の星みたいな施設なのか
黄金川温泉 「白鳥荘」

入浴料は町外で350円。
一日券だと600円。
ちなみに町内は200円/300円。

男子浴室はそのまま「長寿の湯」。
ちなみに女子浴室は「美肌の湯」。
どちらも訴求がストレートでよろしい
暖簾の下のスリッパ↑を見てわかるように、やはり浴場はなかなかの盛況ぶり。
あまりよい写真は撮れず。
浴槽を満たす湯は少し赤身を帯びた黄茶色。
濃さは10cmぐらいに濁っている。

湯はしっかりとかけ流されていた。
源泉温度が49度あり、加水ありになっていたが、浴槽レベルでしっかり温度があったので、ほとんど加水はしてないのではないか。
赤黒い沈着が成分の濃さを物語っている。
浴槽では濁っているが、源泉は無色透明。
使用源泉はそういうわけで掘削しなおした「黄金川温泉 第二源泉」。
pH7.0で、蒸発残留物が11.1g/kgある高張性のナトリウム-塩化物泉である。
予想外にコクのあるタマゴ臭がして嬉しい
そして金気臭も。
臭素臭かと思ったら臭素イオンはない。
アンモニアイオンとフッ素イオンの関係なのか、ちょっとクセのある臭みも感じられた。
鉄サビ味と塩味はしっかり。
見た目を裏切らない。

浴感は基本的にキシキシしている。
スベスベ系も感じるのだが、前の湯のコーティングかなと思った。
この色で高張性、見た目通りのなかなかヘビーな湯だ。
常連さんはわかっているようで、長湯をしている人はほとんどいない。
少し入っては洗い場で休憩、また少し入って…の繰り返し。
トドっている人もいた
建物の外、敷地内には無料で入れる足湯もある。

「湯らり」という名がつけられており、浴場と同じ源泉「黄金川温泉 第二源泉」が使用されている。

しっかりした源泉と使用状況に、思わず全身浴をしたくなるが、もちろんそんなことはしない
もし使用源泉が違ったら、その誘惑に勝てるかはわからないが(^^ゞ
黄金川温泉 「白鳥荘」
宮城県刈田郡蔵王町宮字中野129
0224-32-3960
入浴料 350円(1回)
<源泉:黄金川温泉 第二源泉>
ナトリウム-塩化物泉(高張性・中性・高温泉)
49度
pH 7.0
蒸発残留物 11.1g/kg
源泉は無色透明
浴槽で黄赤茶色 10㎝濁り
コクのあるタマゴ臭、金気臭あり
鉄サビ味、強めの塩味あり
キシキシ感あり
加水(?)かけ流し
2015年4月入湯
※数値はH22年の分析書より




