本来なら甥っ子とどこかに行く予定だったが、甥っ子がなんと元旦に公園で転んで腕を骨折

温泉行きはお預けとなってしまった

というわけで、オッチャン一人寂しく、どこかに行くことに。
選択したのが大阪の北部、能勢町にある「ハイジの家」。

「ハイジの家」…およそ温泉施設の名前ではない。
看板を見てのごとく、老人ホームである。
温泉施設とはどこにも表記がないが、実は外来でも立ち寄り可能な温泉があるのだ
ハイジの家

入口脇にある案内板には風呂との表記だけで、天然温泉の表記はない。

館内に入ると吹き抜けの広いラウンジがあった。
立寄り入浴料は300円と、大阪で入れる温泉の中では驚きの低料金。

浴場は男女別に内湯が1つずつ。
老人ホームの温泉ゆえ、一般のお客さんは少ないはず。
実際、館内では誰も見ていない。

正月だからか、普段からこうなのか、結局人の出入りは途切れなかった。
立寄りで300円だから銭湯より安いし、かなりの山奥ではあるが近隣の方にとってはうってつきの温泉施設となるのであろう。
浴槽は2つ。
左は泡風呂となっていたが、デフォルトで特に泡はなかった。

ここの来てようやく天然温泉の浴場であることが分かる。
しかしこちらの使用源泉「能勢アートレイク温泉」はローリー。
同じ能勢町にあるゴルフ場から運んでいる。
この「能勢アートレイク温泉」はこちらだけでなく、他にも湯を運んでいる施設がいくつかある。
こちらが老人ホームであることを示す、緊急コールが浴場内に2つ備え付けられてあった。

そして浴場の中から入るようになっている、介護用の専用風呂もある。

介護風呂でも天然温泉、素晴らしいではないですか
さて、メインの浴槽に戻ろう。
運んできている源泉「能勢アートレイク温泉」は、源泉温度19度の冷鉱泉。
メタケイ酸の値(70.9mg)とフッ素イオンの値(20.8mg)で、温泉法の温泉となる。
無色透明で、淡い塩素臭があるのはローリーゆえ仕方ないか。
淡い塩素味と、源泉由来の甘味も感じることができた。
湯使いは加温・循環ろ過。
オーバーフローはない。

洗い場は3人分。
カランからは源泉ではなく、水道水のようだった。
こちらの温泉の最大の特徴は、そのツルスベ感
膜を張るような浴感は、pH9.9のアルカリ性からというよりかは、炭酸イオン56.9mgからくるものであろう。
トロトロ感とまではいかないものの、特徴としてしっかり主張があった。
普段ローリーの湯は積極的に入らない方針だが、源泉地のゴルフ場で立寄り入浴ができないため、そこからおそらく最も近い運び先のこちらでの入浴、しかも300円なら十分に納得である。
ハイジの家
大阪府豊能郡能勢町野間出野58
0037-630-10978
立寄り入浴料 300円
<源泉:能勢アートレイク温泉>
メタケイ酸とフッ化物イオンの値で温泉法の温泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)
19度
pH 9.9
成分総計 0.363g/kg
無色透明
淡塩素臭
淡塩素味と甘味あり
ツルスベ感あり
ローリー・加温循環ろ過・塩素イン
2016年1月入湯
※数値はH21年の分析書より









