島根県の某道路を走る我々。

目指す源泉には「酒谷の湯」という名前があり、また丁寧に場所を示す看板がある。
某湯扱いにしたいようなシチュエーションなのだが、看板があるので見つけやすい。
酒谷の湯

道路脇のこの看板、よく見ると上に三角の板が貼り付けてあり、ご丁寧に方角まで示しているのだ

その示す方向には小道があり、下っていくと目的の湯をすぐに発見
大きさは90cm四方ぐらいか。
二人入れないこともないが、まあ一人用であろう。
それにしても本当に湯船のつもりで作ったのであろうか。
というのも、そこに注がれるのは、湯とは名ばかりの、16~17度の冷鉱泉である
浴槽で淡く白緑灰色に濁っている状況だが、色は後ほど大きく変わる。
当然完全かけ流し状態で注がれており、オーバーフローの跡にはクリーム~オレンジ色を中心とした析出物がたっぷり。
近寄ってみよう。
すでに落ち葉を巻き込んでいて、時間をかけて何層にも積もっている。
流れ落ちる先は、落ち葉で分かりにくいが、下にある川に向けて析出物の山となっていた。
湯口には屋根があり、樋自体にはオレンジ色の沈着が顕著。
やや金気臭があり、炭酸の酸味・甘味がある。
特に甘味はわりと強く、重曹成分も結構あるのではと思われる。
炭酸のシュワシュワ感は少ないので、二酸化炭素の量はさほど無いかも。
浴槽に浮く落ち葉を払って、いざ入浴。

すると沈殿していたオレンジ色の沈着物がたちまち浮き上がり、湯の色はオレンジ色に変化。
泡付きは見られなかった。
スベスベ感は多いが、スベ8キシ2といった感じだ。
温度は外気よりは少し高いかもしれない…しかしこれまた炭酸の清涼感と重曹の冷え感があり、気合を込めないと入ってられなかった
酒谷の湯
島根県邑智郡
泉質不明
16~17度
自然湧出
源泉でほぼ無色透明
浴槽で淡白緑やや濁り~オレンジ色
オレンジ~ベージュ色の析出物あり
金気臭あり
甘味、淡酸味あり
スベスベ感あり
完全かけ流し
2014年10月入浴






