2014年8月の北東北ハード湯攻めに戻る。
三沢市の温泉を朝飯前に8湯攻めた後(^^ゞ、仕切りなおしてまず向かったのが上北郡にある「姉戸川温泉」。

写真↑の後ろに見えるのは鉄道路線。
姉戸川温泉は青い森鉄道「小川原駅」のすぐ近くにある。
いやいや、青い森鉄道ってなんだ…旧東北本線ではないか!
国鉄時代に鉄少年だったぼくとしては、東北本線時代に乗って通過している駅だ。
当時は温泉にまったく意識が向かってなかったので、途中下車して「姉戸川温泉」に入るなんて素晴らしい行動ができなかった。
何年越しかわからないが、しかも鉄道で来たわけではないが、北東北の駅近い温泉に入ることになるのは感慨深い
ちょっと脱線した。
それより「姉戸川温泉」、到着しても不安がよぎる。

建物に生気がない…廃業物件に近い(失礼)オーラではないか。
しかしご安心あれ、少なくとも2014年8月の段階では何の問題も無く立寄れた。
姉戸川温泉
この表札?、そんな控えめではなく、もう少し大きく、字体も太くしてもよいのでは(^^ゞ

9時からオープンで到着したのは10時頃だが、どうやら先客はいない。
入浴料は200円!

当たり前だが、これほど主役を主張する浴槽もないってぐらいに、真ん中にでーんと鎮座する浴槽。
共同浴場はこれでいい、こうあって欲しいというべき存在感だ

思わず角度を変えてもう一枚。
浴槽の床の色は2トーンだが、そんなことはお構いなしに注がれる湯はほぼ無色透明。
源泉名「中久根下泉」は源泉温度が38.2度。
これを年中加温なしで、完全かけ流しにして使用している。
以前はもう少し温度が高かったようだが、現在は意図せずに不感温度に近いぬる湯なのだ。

敷地内地下685mから湧出する量は未確認だが、これまた贅沢すぎるドバドバ

無骨な鉄パイプ製の湯口はユニークで、浴槽の上方1.5mぐらいのところからドバ~っと放出している。
おそらく温度が高かったときはこの方式である程度冷却され、浴槽内で適温となっていたのだろう。
源泉温度が下がってしまい、訪れた夏季は最高の温度だが、冬季はこのままだとかなりぬるさが目立ちそうだ。

それにしてもこのドバドバな投入具合は最高
アルカリ性(古い情報だとpH8.6)の単純温泉は、成分総計こそ0.281g/kgと低めだが、その存在感は偉大
仄かなタマゴ臭と仄かな鉱物臭がある。
僅かに甘味も感じられる。

何より特徴的なのが、そのツルスベ感。
ヌルヌルといってよいだろう…ローションか
三沢のツルスベ湯と同じ傾向で、炭酸水素イオンは17.4mgと少ないが、炭酸イオンが35.5mgもある。
メタケイ酸も182.7mgと、2/3ぐらいの値を占める。
さらに泡付きもしっかりあり、あの三沢の極上湯たちを数々通過した後でも、さらに感動できる心地よさ
ここから湯攻めに参加した、お馴染みイカれ旦那も、再訪にも拘らずこぶしを振り上げる湯であった
姉戸川温泉
青森県上北郡東北町大浦字中久根下98-3
0176-56-3529
入浴料 200円
<源泉:中久根下泉>
アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・温泉)
38.2度
pH8.6(?)
成分総計 0.281g/kg (炭酸イオン 35.5mg)
685m掘削
ほぼ無色透明
微タマゴ臭、微鉱物臭あり
微甘味あり
強力なツルスベ感あり
泡付きあり
完全かけ流し
2014年8月入湯
※数値はH20の分析書より




