さて、その場所がなかなか分かりにくい。
「逢友荘」はその湯もさることながら、すっぽん料理でも有名な宿。
その「すっぽん」頼りにたどり着いた

平治温泉 「逢友荘」

某老舗温泉愛好家団体が寄贈したという暖簾をくぐって、いざ浴場へ。

湯友と二人、貸切でいただけた。
浴槽は数人が入れるシンプルなものが一つ。

浴槽でささ濁りの平治温泉「笹の湯」が完全かけ流しで投じられている。
浴槽が大きくないため、オーバーフローもしっかり。

元々は40リットル/分ほどの湧出量だったが、さらに掘削をして今では自噴で286リットル/分(平成8年)とのこと。
源泉温度が41.4度で少々距離を引いてきているため、湯はぬる目。
なのでゆっくり入ることができる。
共同湯に比べては新鮮味は若干劣るとは言え、通常の宿の湯としてはかなりのクオリティで浴槽に投じられていることになるだろう。

湯口はライオン系。
隣の蛇口は何も出てなかったかな…メモに残っておらず忘れた(^_^;)
金気臭があり、鉄味と重曹系の甘味、そして微塩味がある源泉は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉と欲張りな泉質
とは言え総計は1.43g/kgと重くない。

黒茶色っぽい沈着は、鉄やマグネシウムなどの由来か。
上記のように総計は少ないが、ナトリウムの他、カリウム、カルシウム、マグネシウムイオンなどもまんべんなく含んでいる。
陰イオンでは塩素イオン239㎎に対して、硫酸イオンが286mg、炭酸水素イオンが344mgと、これまたバランスがよい。
泡付きは共同湯に比べたら少なめながらある。
pHは7.3と中性、炭酸水素イオンは先述のように344mg程度、炭酸イオンは0.28gとほとんどないが、ニュルスベ感はしっかりある
温度と相まって必然長湯コースとなる
ここで泊まってすっぽん料理などをいただきつつ、日長この湯に浸かるという一日を送ってみたい
ちなみにすっぽん料理コースで宿泊するとそれなりの値段になるようだが、普通の食事コースだとかなりリーズナブルなようだ。
宿の外には源泉が垂れ流されているところがあった。
いちいちチェックしてしまう性が哀しいが(^^ゞ、これを浴びるならまた宿にお世話になりますわ
平治温泉 「逢友荘」
群馬県吾妻郡嬬恋村三原145-2
0279-97-3586
立寄り入浴料 300円
<源泉:笹の湯>
ナトリウム・・カルシウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉(中性・低張性・温泉)
414度
pH7.3
成分総計1.43g/kg
ほぼ透明ややささ濁り
金気臭あり
鉄味、甘味、微塩味あり
ニュルスベ感あり
泡付き少しあり
完全かけ流し
2014年6月入湯
※数値はH8の分析表より




