南会津の湯野上温泉から約2時間。
途中にいくつも湯はあるがすっ飛ばして向かったのは福島県の南端。
東白川郡で阿武隈山中、標高500mほどのところにある湯岐温泉。
旅館が3軒あり、まず立寄ったのは一番奥にある「山形屋旅館」。
足元湧出の岩風呂が名物だ。
湯岐温泉 「山形屋旅館」

立寄り入浴料は岩風呂だけなら300円。
貸切の家族風呂も両方入るなら500円とのこと。
もちろん両方入るコースで

共同湯になってるというだけあって、貸切は無理かと思ったら…案の定先客が何人かいらっしゃった。
混浴とは言え、やはり年配の男性ばかり(女性専用時間あり)。
しかも湯がぬるめなので、出入りがゆっくりなのである。
粘っていると次のお客が訪れたりで、結局独占はできず、ろくな写真は撮れず。

手前に写っている足は、湯友
さて、青く見えるのは浴槽の床の色。
源泉はきれいな無色透明。
全体的に淡く川っぽい風味があり、微硫化水素臭がする。
仄かにタマゴ味もある。

湯は岩の間からしっかり湧出していた
残念ながらプクプクを写真でとらえることはできなかったけど。
源泉温度は38.7度とほぼ不感温度に近い。
成分総計は0.1751gと少ないが、その新鮮さゆえ存在感はしっかり。
pHも9.6としっかりアルカリ性。
そして素晴らしいのがその浴感。
しっかりとしたツルスベ感には感動を覚える。
泡付きもあり、こりゃあぬるめ極上~!
高アルカリ性の他、総計のわりに炭酸イオンが33.1mgと多いのがその所以であろう。
ちなみに隣に小さな加温浴槽もある。

あがり湯に入る人も居たが、入らない人も多い。
噂に違わぬ素晴らしい足元湧出浴槽、もっと堪能したかったが次もある。
少し断腸の思いでパチリ。
暗くてなんだかよくわからないですな、失礼m(u_u)m
母屋にある家族風呂の方へ移動した。

少し変わった形の浴槽に、源泉がもちろんかけ流しにて投じられる。

温度が低いのでホースで浴槽内に投じられ、表示のように止められることはない。
自由に加温することはできるが、もちろんそんなことはしない

内湯は浴槽が狭いせいか、タマゴ風味もツルスベ感もさらに強い気がした。

逆に川っぽい風味は感じられない。
あれは岩からくるものだったのか。
この家族風呂もやはり極上であった。
いやあ2時間かけて来た甲斐があったというものである
泊まっても二食付きで6000円からと、かなりリーズナブル。
ゆっくり再訪したいものだ。
湯岐温泉 「山形屋旅館」



