2月某日、沼津の坂口屋に立寄った後、湯友と待ち合わせの湯に向かった。
国道1号を東へ向かい、峠を越えて目指したのは芦之湯温泉。
その中では地味だが、箱根の地にして立寄りできる時間も長く、しかも500円で立寄り入浴ができる「山形屋」へ着いた。
芦之湯温泉 「山形屋」

ぼくの方が先に着いたため、ロビーにて湯友を待つ。
その間、女将さんから色々と話を聞いた。

こちらのお宿、湯使いに非常にこだわっており、嬉しい限りなのだが、もしリニューアルするとなると条例で今の湯使いはキープできないそうだ。
つまり無し無しの完全かけ流し浴槽は、新規に作ってはいけないらしい(・Θ・;)
にわかに意味がわからないが、実際そういうことになっているため、今の浴室・施設を大切に保存していくことに心血を注いでおられるとのこと。
湯友が到着したので、そんな貴重なお風呂、いただくことにした。
ちなみに湯友はこちら、何度もリピートしているとのこと。

そして浴室のガラスにはこのような貼紙が。
こちらは自家源泉でこそないが、熱い源泉を加水なしで、しかも小さめの浴槽で完全かけ流しにて提供するため、努力をされているのだ。

二人でちょうどよいぐらいの広さの岩風呂には、源泉=元箱根温泉が注がれている。
元箱根温泉は元箱根第44号の蒸気井に水道水を混合した蒸気造成泉。
しかし造成泉といってバカにすることなかれ。
源泉温度77度、pH3.7の弱酸性の単純硫黄温泉(硫化水素型)は、しっかりとした存在感のある源泉である。

源泉はほぼ透明だが、浴槽で微かに白くささ濁り状態。
コクのある焦げた硫黄臭があり、味わいにも焦げテイストを感じた。
そのかわりタマゴ味はほとんど感じない。
弱めの酸味は感じられる。
成分総計は0.439g/kg。
浴槽にはカランがないが、もし熱いときはどうするかというと、冷ました源泉を投入するようになっている。
白っぽい湯の花が多数舞い、ややスベ感のある堂々たる硫黄泉。
最後にお馴染みかもしれない湯友と2ショット
ちなみにこの白ケロリン桶は湯友の持ち込み(ゲットしたばかり)です(^o^;)
浴後はまた女将さんからひたすら湯・湯使いの話(^^ゞ
そうなると気になるのはとにかく源泉湧出場所。
まあそうでなくとも常に湧出現場は気になる湯ヲタたちなのだが(*v.v)。
こちらは造成泉ということで、造成場所を求めて徒歩でさまようこと小一時間。

執念で発見
ただしこの現場では源泉の蒸気にも、造成泉にも触れることはできず。
というわけでパトロールを続け、某所にて源泉をいただいた
淹れたてのお茶より熱いレベルで、キュッと美味い。
さすがに湯友も浴びこそしなかったが、箱根の源泉力を感じた瞬間であった







