阪神間レア源泉シリーズ、7湯目にして最後となる。
最後を含め、自分の備忘録的におさらいを。
6.大西鉱泉
ここに訪れる前に行った「某食事処の源泉」は店が臨時休業のためフラれてしまい、最後に向かった「街中の川原の某炭酸泉」は完全に日が落ちてアプローチ不能となった。
この2つはいつの日か攻略した暁にはまたブログで報告するとして、我々が向かったのは兵庫の奥座敷、篭坊温泉。
まず目にしたのが三ツ矢サイダーの元源泉。
石碑があり、その奥には今でも足元から湧出している炭酸泉を見学することができる。
暗くてよくわからないと思うが、ちなみにこの中に入ることはできない。
よってもちろん、これに浸かることも不可能。
さて、今回の目的湯はここからも近い、川原にある浴槽だ。
業界(?)ではそれなりに有名なこの湯、しっかりとしたコンクリートの浴槽がある。
なぜ三角形なのかは不明だが、このためここでは「川原の三角湯」と勝手に名づけることにした。
篭坊温泉「川原の三角湯」
かなり日が落ちてきたので浴槽に急ぐ。
遠めから見たら普通の黄茶色濁り湯だが、近づくに連れその表情が明らかに…
うぅむ、表面にはゴミか膜か分からないものが浮き、中にはさらによくわからないものが色々じっとしている
これはあの側溝の湯 よりも罰ゲーム感が強いぞ
かすかに気泡が見え、足元湧出をしていることは分かった。
ただし湯に動きはほとんどなく、どう見ても新鮮さは感じられない。
このケロさんは表面のゴミをすくっているのだろうか。
この湯に今回で3度目の入浴というから、さすが変○王、ケロさん
気泡を見るのは初めてとのこと…これでも今回が一番状態がよいのか(^^ゞ
オーバーフローは無いが、どこからか源泉はしっかり流れさっており、赤い沈着から鉄分を有することが分かる。
迷っているとどんどん日が落ちてくるので、まだ様相が分かる内に意を決して入浴!
ん~、下に積もったよく分からないヘドロ状のものが浮き上がる。
浴感なんてわかりようがない、言うならヘドロ感だ
気泡はあるものの、とてもテイスティングする勇気はない。
おそらく金気と弱めの炭酸味、もしかしたら淡い塩味あたりもあるのかも。
ちゃんとしたレポートができず、スミマセンm(_ _ )m
こう書くとみじめ感ばかりが目立つが、実際は例によって大笑いしながらの入浴
お互いの入浴後、そばの川の清水でよくわからないものを洗い流した。
篭坊温泉の宿でこの源泉をそのまま使用しているところは、この形態からも無いだろうが、本来なら宿の湯に立寄って確認すればよいものの、このときの我々にはそういった考えが全く湧かなかった。
完全に○態モードだったか(^^ゞ
そしてこの後に向かったのが前述した「街中の川原の某炭酸泉」だが、暗くて場所の確認だけで終了。
その後にこのシリーズ最初にアップした「武庫川沿い某間欠泉 」に戻り、ケロさんがあの衝撃の動画を撮影
阪神間レア源泉第1弾、すべての行程を終了した。
オッサン二人が童心に戻って大はしゃぎの大冒険だった一日。
ケロさん、ありがとう。
第二弾もまたやりましょ!
篭坊温泉「川原の三角湯」
鉄分と炭酸を含んだ冷鉱泉
20度前後
黄茶色に濁り
赤い沈着あり
足元湧出
2013年8月入湯