湯の網鉱泉 を後にした頃には日がかなり傾いていた。
朝早かったこともあり、あと1湯で終えることに。
茨城の鉱泉はもう無理と、このときにはすでに決断(^^ゞ
と言うわけで、まあこれは予定していたのだが、まっとう本が入れる五浦温泉の五浦観光ホテルへ。
ちなみに五浦は岡倉天心による六角堂で有名。
東日本大震災の津波で土台を残し流出してしまったが、その後再建された。
時間があれば訪れたかったが、断念。
さて、五浦観光ホテルは本館と別館がある。
まず最初に目に付くのが本館。
はて、まっとう本の手形で本館と別館の両方に入れるのだろうか…。
これは未だに確認してないのだが、このときは同じ源泉だと思い込んでおり、オーシャンビューの別館に入ることにしたのだが、実は源泉が違ったのであった(>_<)
本館の湯はお預け。
いつか来るとして、今回は別館へ。
別館には「大観荘」という名前がついている。
この塔?の脇にある建物がそうかと思ったら、それは「レストラン椿」。
「大観荘」はさらにその奥に、相当な規模で鎮座していた!
五浦観光ホテル「別館 大観荘」
実はこちらのホテルも東日本大震災で被害を受けた。
大観荘にあった露天風呂に内湯の大浴場を追加してリニューアル。
できて間もないピカピカの浴場を、本来なら立寄り料金1000円のところ、まっとう本の手形で無料とは、何だか申し訳ない気がした。
フロントで受付をし、このような長くてステキな渡り廊下を進む。
日が落ちるまでに露天風呂を楽しめそうだ。
エントランスにはしゃれた花のアレンジメントが。
浴室には「大観の湯」と名づけられている。
ちなみに源泉名は「五浦観光ホテル1号源泉」。
脱衣場もピカピカ。
先客は少なそうだ。
ではまず、その新設した内湯から。
浴槽は広く、L字型になっている。
写真のバランスが悪くてすみませんm(u_u)m
外(露天風呂)から見たらこんな感じ。
白緑色にささ濁りの湯は源泉温度71度のナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
pH7.9の弱アルカリ性で、総計は13.58gと立派に高張性だ。
そして嬉しいことに加水・加温なしの完全かけ流し![]()
これは露天風呂でも同じ仕様である。
そして全体に漂う淡いアブラ臭がぼくをさらにゴキゲンにさせてくれた![]()
残りのインプレッションは露天へ。
露天風呂はそこそこの広さの浴槽が2つある。
280リットル/分の湧出があるからだろう。
まずは向かって右側の浴槽から。
濁り方は露天の方が少ない。
微ささ濁りといった感じ。
湯口周りの色素沈着や析出物もなかなかの存在感。
淡アブラ臭と淡アブラ風味、泉質由来の苦味を帯びるしっかりした塩味もある。
ツルスベ感を感じるのだが、キシキシ感もあり、単にスベキシというより複雑な浴感だった。
白や茶色系の細かな湯の花も確認できる。
もう一つ、向かって左側の露天風呂がこれ。
源泉は同じだし浴槽規模もほとんど変わらないので、インプレッションに違いはない。
湯口も似ている。
こちらの浴槽からは何とか海と湯を一緒に撮れないかと苦戦した(^^ゞ
半顔を写りこませる余裕もなし。
しかも出来上がりはやっぱりイマイチ(^o^;)
と言うわけで、ギリギリまで身を乗り出して、海だけ撮ったあたりでかなり暗くなってきた。
この間に夕日が落ちてくれれば最高なんだけど、向きが違う。
さすがにそうはいかなかった(^▽^;)
それでも海を見ながらの露天風呂、源泉主義ゆえ普段は意識しないものの、やっぱりいいものです。
全体的に予想をはるかに上回る好印象。
湯も湯使いも雰囲気も環境も、広くオススメ也!
これにて7月の福島・茨城の湯攻めシリーズは終了。
例によって何度も寄り道しましたが、お付き合いありがとうございました。
五浦観光ホテル「別館 大観荘」
茨城県北茨城市大津町722
0293-46-1111
立寄り入浴料 1000円のところ、まっとうな温泉の手形で無料
<源泉:五浦観光ホテル1号温泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性・弱アルカリ性・高温泉)
71度
pH7.9
成分総計 13.58g/kg
280リットル/分
内湯で白緑色ささ濁り 露天で微ささ濁り
淡アブラ臭あり
苦味を帯びた塩味と淡アブラ風味あり
ツルスベ感とキシキシ感あり
完全かけ流し
2013年7月入湯
※数値はH20の分析表より


















