猪苗代湖の北岸から磐梯山の間のエリアには10余りの温泉がある。
のみ不可の温泉もわりとあり、また泉質的にもさほど特徴がない湯も多いため話題にのぼることもそれほどないように思える。
例によって無計画に行ったため入れた湯は少ないが、まずは湖からも遠くなく、朝早めから立ち寄りをやってそうな西久保温泉「亀屋旅館」から。
それでもって3月に行った福島・山形・宮城の湯シリーズの、はじまりはじまり~![]()
西久保温泉「亀屋旅館」
こちら、江戸時代は湯治場として知られていたらしい。
現在も素泊まりはできるようだが自炊宿として逗留できるかは不明。
玄関脇の犬が勇ましく吠える吠える…![]()
番犬として優秀だが、お客さんみんなにこんなに吠えるのはどうなんだろうと、余計なことを考えながら、立ち寄りができるか案内を請う。
9時前だったがOKだった。
立寄り入浴料500円を支払い、浴室へ。
女将さん、なかなかの美人さんだ![]()
女湯しか用意ができてないとのことで、急遽男湯仕立てにしてもらった。
7~8人ぐらい入れそうなシンプルなタイル浴槽が一つ。
無色透明である。
源泉温度21.8度の単純硫黄冷鉱泉を加温し、循環して使用。
加水はしていないが残念ながら基本的にオーバーフローはあまりない。
とは言え、浴槽内に循環のための穴が見つからない。
湯口に無骨に存在している塩ビのパイプ。
湯の中に引き込まれているのでどういう仕組みになっているのかを確認したら、何とこのパイプで浴槽の湯を引き込んで循環していた。
思い切りがよいともいえるが、情緒的には…(^^ゞ
もしかしたら最初は加温・かけ流しでやっていたのを浴槽はそのままの状態で後付けで加温・循環にしたのかもしれない。
未確認だけど。
加温状況でほぼ無味無臭。
残念ながらこの時点で硫黄系の香りは感知できなかった。
気のせいぐらいの消毒の塩素臭がする程度。
pH7.2と中性だが、硫黄泉らしいスベスベ感はわりとあるのが嬉しい。
どこか源泉そのままの状態が確認できないかと思ったら、浴槽に加水用蛇口が。
だがどうやらこれは真水のようだった。
源泉の湧出量は不明だが、貴重なのだろう。
でもどうしても源泉は確認したい。
と言うわけで、浴後に宿の裏の方に回ってみた。
おお、ありましたよ、源泉タンク。
そばまでは近づけないようになっていたので、漏れ出ている部分からチェック。
無色透明なのは変わりないが、ほんの僅かだが硫化水素風味が感じられたのがよかった。
なお飲用した数値は昭和42年の分析表のため、現状は変わっているかもしれない。
西久保温泉「亀屋旅館」
福島県耶麻郡猪苗代町磐根草湯戸643
0242-65-2318
立寄り入浴料 500円
単純硫黄冷鉱泉
21.8度
pH7.2
成分総計0.5643g/kg
無色透明
ほぼ無味無臭・源泉で微硫化水素風味あり
スベスベ感あり
加温・循環







