※東河原湯旅館は閉館してます
「姥の湯 」の次、今回鳴子最後の湯は、隣にある「東川原湯旅館」にした。
こちらは2つの源泉を持つ宿だ。
鳴子温泉「東川原湯旅館」
立ち寄り料金は300円。
湯めぐりチケットなら1枚でOK。
実は前日にこちらを訪れた際は僅かに立ち寄り時間外で、すでに掃除を始めたとのことで入浴できず。
この日再訪したら、女将は前日のことを覚えていてくれ、「昨日は悪かったねぇ。また来てくれたからお金は要らないよ」って(゚Ω゚;)…(≡^∇^≡)
ちょっと感動しながらお言葉に甘えさせていただきつつ、ありがたく浴場へ向かった。
逗留されてる方はいたようだが、館内は静かである。
女将からも「貸切だよ」とのこと。
まず向かったのは、男女別に浴室がある「芒硝泉」の方。
「芒硝泉」
こじんまりした浴室に、無色透明の湯が滔々と溢れている。
ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉で、源泉温度は56.2度。
正確には含重曹-芒硝泉となる。
pHは7.7と弱アルカリ性。
ホースは見えるが加水も掃除もできるといったところだろうか。
現状では加水されておらず、完全かけ流し状態。
ほぼ無臭だが、淡い塩味とほんのりダシ味があって美味しい![]()
いくらでも飲めそうだ。
浴感も芒硝泉らしいパリッとした感じと、含重曹らしいスベスベ感が感じられた。
地味ながらまたまた素晴らしい湯、素敵な浴槽ではないか。
そして混浴の「硫黄泉」へ。
一朗さん オススメの、噂のミラクル浴室である![]()
「硫黄泉」
ここでまず最初にお断りしておきたいのは、東川原湯旅館の館内は掃除が行き届いており、とても清潔感のあるお宿だ。
女将の明るい人柄は上記の通りであり、決しておどろおどろしい宿ではない。
ところがその温泉力の凄さよ。
この思わず息を飲むソドム的(?)絢爛浴場。
ご覧の通り、沈着・析出・腐食で湯力ワンダーワールド状態だ![]()
ステンレスの手すりだけが一つ、孤独にたたずんでいるではないか。
このむせ返るような感覚は、西山温泉「老沢温泉旅館」 のときの感動(あちらは温泉神社込み)のとき以来か。
あちらは沈着色素芸術の妙味だったが、こちらはそれに貴重な腐食芸術も足されている。
硫黄泉系は大抵何らかの腐食が見られることが多いが、ここまでは珍しい。
ちょっと宿の外観からは想像できない浴室である。
明るい朝に訪れたが、夜中にまた独りでひっそり入ってみたい![]()
さて、情緒的な記述はここまでにして
、湯の話へ。
含硫黄-ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉で、源泉温度は63.5度。
白灰色に濁り、白・黒・茶の湯の花が舞っている。
コクのある硫黄臭があり、淡コクのタマゴ味と微甘味を感じる。
pHは7.1と中性。
ややスベ感もあり、もちろん完全かけ流し。
浴槽では適温でゆっくりと東川原湯ワールドを堪能した。
風呂上り後は館内の掃除をしている女将を見つけ、感想とお礼をたっぷりと。
こちらも泊まりで再訪したい宿となった。
さて、10月の東北湯攻めの鳴子温泉郷シリーズはようやくこれにて終了。
この後は見事復活したあの湯へ。
鳴子温泉「東川原湯旅館」 ※閉館済
宮城県大崎市鳴子温泉河原湯42-1
0229-83-3024
立寄り入浴料300円(湯めぐりチケット1枚
<芒硝泉>
ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
56.2度
pH7.7
成分総計 1.3545g/kg
無色透明
ほぼ無臭
淡塩味と淡ダシ味あり
パリっとしてスベスベ感あり
<硫黄泉>
含硫黄-ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
63.5度
pH7.1
成分総計1.726g/kg
白灰色に濁り
白・黒・茶の湯の花あり
コクのある硫化水素臭あり
淡いがコクのあるタマゴ味と微甘味あり
ややスベ感あり












