4月の新潟湯巡りの続き。
出湯温泉共同浴場 はわき道に入ったところだったが、メイン通りをそのまま行くとすぐ、寺に突き当たる。
華報寺だ。
弘法大師空海が9世紀頭にこの地を訪れ五頭山の山麓に堂宇を建立したのが始まりという。
この境内の右側にあるのが今回の目的地、華報寺共同浴場。
弘法大師の湯シリーズでもある![]()
県内最古の温泉とのこと。
華報寺共同浴場
紫色の割烹着を着て掃除をしている女性は僧侶の奥さん?
それなりの存在感があった。
建物の上、庇のところをよくみると「漲泉窟」の文字が見えるだろう。
これが源泉名。
カッコいい名前だぞ、「漲泉窟」!
温泉が漲(みなぎ)るいわやだ!
さすが弘法大師(名付け親かどうかは不明だが)、シビレるなぁ![]()
このコンクリートの階段を上がって入口。
右が男湯、左が女湯。
おっと、番台形式だ。
入浴料は200円。
脱衣場に入るとこんな写真が掲げてあった。
開湯1200年の重みに凛とする。
心して浴場に入るが…やはり大混雑![]()
ちょうど昼休みの時間だからだろうか、年配の方以外に働き盛りの男衆も何人か見受けられる。
何とか入口脇にある掛け湯は撮影できた。
ライオン湯口シリーズだ![]()
かけ湯はもちろんかけ流し。
浴槽ではゆっくり味見もできないかもと思い、テイスティング。
無色透明で微妙に焦げた風味があり、なんとも柔らかく美味しい。
混雑している浴槽を見ると、みな湯の中でじっとしており、そしてドバドバにかけ流されている!
奥の隅にある岩からも湯は注がれているが、浴槽真ん中の底からも大量に湯を投じている。
混んでいてもこれだけ新湯を投入していれば湯は新鮮だろう。
隙間を見つけて何とか入り込む。
写真が撮れないが素敵な雰囲気を伝えたいので、五頭温泉郷のオフィシャルサイトから、サイズを小さくして拝借。
広く見えるが5~6人で一杯になる湯船。
その奥の岩の上、男湯と女湯両方を眺められる(覗ける
)位置に弘法大師の像が見える。
岩には飲泉用のコップが置いてあった。
やっぱり美味しい!
アルカリ性の単純温泉は源泉温度が38.6度で、これを若干の加温のみで豪快にかけ流している。
いや、ホントに加温しているのか…ほぼ源泉温度ぐらいだ。
すなわちいつまでも入ってられるぬる湯だ。
しかもお湯はあくまで柔らかく、スベスベ感もしっかりある。
こりゃあ、みんなじっと浸かったまま、目も瞑りたくもなる。
だが目を瞑らず観察していると、おお、どんどん泡がつく!
う~ん、たまらんです![]()
洗い場にはカランやシャワーもなく、上の写真のように床に座って浴槽の湯を使う。
これぞ共同湯。
朝6時からやっているのも嬉しい。
泡付きぬる湯好きには超オススメの一湯でした。
華報寺共同浴場 (源泉名:出湯温泉漲泉窟)
新潟県阿賀野市出湯794
0250-62-7612
入浴料200円
アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・温泉)
38.6度
pH8.6
140リットル/分(動力揚湯)
成分総計0.3642g/kg
無色透明
僅かに焦げたような風味あり
柔らかく淡いスベスベ感あり
泡付きあり
わずかに加温
大量かけ流し






