HEART IS POWER
こんにちは!高校の後輩の大会が楽しみでたまらない法学部一年、笹倉大翔です。私たちが高校生の頃より遥かに強い後輩たちなので、九州選抜は優勝、全国選抜の決勝には行けると思っています。
賭けてもいいです。
さて、全日本新人ローイング選手権まで残り1ヶ月となりました。正直言うと焦りしかありません。
例年通りであれば、予選を通過するためには6分50秒前半が必要になります。A決勝に進むためには絶対突破しないといけない壁です。ですが、今の私たちに目標ペースで2000メートル漕ぐことは相当厳しいでしょう。後半で体力が尽きてしまうと思います。基礎体力不足ですね。痛いほど感じています、
ですが、前回のブログで体力について述べたので、今回は「ペース配分」に少し注目してみようと思います。
ペース配分、よく聞く言葉ですね。マラソンなどでもそうですが、自分の力を最大限に引き出すためにはこれが必要不可欠だと思います。
初めて2000メートルを漕ぐメンバーもいます。というか部員の半数以上はそうでしょう。練習と試合、心理的にも全然違う中で、一朝一夕でペース配分ができたらすごいと思います。結構難しいんです。スタートで相手に出られて焦ってペースを崩すなんてよくあることです。2000メートルという長い距離、体力は有限、レース戦略は勝敗に大きく関わってくると思っています。実際インカレで、前半に飛ばしすぎて後半に大きく失速するクルーもいくつかありました。残り1ヶ月で、できる限りペース維持をモノにして、本番に臨みます。
暗い現実ばっかり挙げましたが、希望はあります。それは、私たちのクルーはパワーはそこそこあるということです。エルゴでみてもまあまあいいのでは?と思ってます。その力を水上でうまく伝えることができたらいい成績は取れると思います。
スイープをしっかりと練習し始めてまだ3週間弱。伸び代はあります。大きな課題であるバランスを克服し、A決勝へ進みたいです。
話は急に変わりますが、、
私は一応経験者ではあります。しかしこの前ついに未経験者に2000メートルエルゴで負けてしまいました。私のベストは高3の5月に出したもので、3年間の記録が半年で越されて悲しいです。正直相当キツい。私は3年間何をしていたのかと、後輩や弟に合わせる顔が無い。
まあ実際、過去を振り返るいい機会ではあったので、過去のことを少しだけ書いてみます。
私がボート部に入ろうと思ったのは正直消去法でした。球技が大の苦手でかなりの運動音痴である私にとってほとんどの部活は眼中にありませんでした。(運動センスは弟に全て取られました)また、中学までやっていた水泳も高校には水泳部が無かったせいで諦めざるを得ませんでした。
そういうわけで数少ない選択肢の中で少し興味があったのがボート部でした。なんとなく楽しそうだと、たいした理由は無かったです。部活体験でクォードに乗りました。圧巻でした。水上最速競技と言われるだけあって、先輩方のパドルのスピードに心奪われました。そこからは他の部活の体験に行くことなくひたすらにボートを漕いでいました。練習はキツイしオフも少ないと聞かされてはいましたが、そんなことが気にならないくらい夢中でした。
そして、私のボート人生はスタートしました。授業中にworld rowingをみていたり、全日本をみていたり、テスト期間中で皆が勉強してる時にエルゴを漕いでた記憶もあります。学生としてはかなり終わってました。自覚はあります。飽き性な私にとって、これほど何かに熱中したのは珍しく後にも先にもボートだけだと思います。頭の7割はボートでできていました。
しかし、こんなボート馬鹿でも部活を辞めたいと思うことは何度もありました。後輩に水上で負けた時、全国大会で惜敗した時、ただ単に練習がきつい時。何度同期と一緒に部活を辞めようぜと言ったか数えきれません。ですが、なんだかんだで3年のインターハイまでボートを続けきることができました。
キツくてもやっぱりボートが好きでした。本当にボート馬鹿ですね。どの大会のどのレースも全て鮮明に覚えているくらいですから。
(後輩が大会のために作ってくれたものです。懐かしい)
結構端折って書いてみました。これが私の高校3年間のボート人生です。
エルゴで負けた時、時間が経てば経つほどやるせない気持ちになりました。辞めてやろうかとも思いましたね。そんな時、A先輩が私にこう言ってくれました。
「こいつはこれから伸びる」
何気なく言った一言だと思うので言った本人は覚えてるかどうか知りませんが、尊敬している大先輩からの言葉で、負けて感じていた悔しさではなく何か別のもので目頭が熱くなりました。
まだ、私はやれる。こんなことで大好きなボートを手放せない。
私はめちゃめちゃ弱いです。それはインカレで嫌になる程実感しました。ですが、どん底にいるから上に上がるしかない。そうやって練習を重ねて上がり続け、そしてA決勝で全クルーを視野に入れてゴールを切る。そんな夢を実現させたいです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
"HEART IS POWER "の精神で全日新に出場してきます。是非とも私たち熊本大学ボートを応援よろしくお願いします!
