インカレ振り返りブログ〜女子フォア編〜 | 熊本大学ボート部

インカレ振り返りブログ〜女子フォア編〜

こんにちは。1年の下田理桜です。

今回は非常に遅くなってしまいましたがインカレの振り返りブログを書こうと思います。


私は女子フォアのCOXとして(インカレが終わった今は本業であるマネージャーに戻ってます)インカレに出場させていただきました。


クルーは以下の4名です。

S:豊嶋(1年) 3:山本(3年) 2:福原(1年) B:上田(1年)



 私も含め1年にとって今回が初めての大会だったのですが、戸田のボートコースの艇の多さには非常に驚きました。

そのため、コースを変える時や、自分たちがいるコースに別の艇が入ってきた時にぶつからないように自分たちの艇を止めるタイミング、前の艇が止まった時に自分たちも止まるのか避けるのか、など、基本のルールは定められていたものの、臨機応変に対応する必要があり、それが上手く出来ずにクルーが指示を出すことも多々あり、クルーには大変迷惑をかけてしまいました。


 

 

 そんな中で大会のプレッシャーもあるし、漕いで体力的にも疲れるのに、嫌な顔ひとつせずCOXの指示を聞いてくれたクルーには感謝しかありません。



 大会中は、あらかじめ聞いていたクルーそれぞれの漕ぎや姿勢で意識すべきところをコールしたり、COXの先輩から送っていただいた、実際のレースでのコールを口調などまで細かくメモされたものを参考にして、1番の目標であった”常に声を掛け続ける”ことができました。




 COXの先輩の実際のレースでのコール動画(録音)を聞くとなんだか自分でもうまくできそうな気分になり、予選・敗者復活戦共に本番直前ではそれを聞いて落ち着きを取り戻していました。

そのおかげで、予選には程よい緊張感で臨むことができたのですが、スタート直後に焦りがあったのか、「落ち着いて」を全く落ち着いていない調子でコールしてしまい、余計にクルーの焦りを煽る形になってしまいました。

 敗者復活戦ではそのような予選での反省を活かして比較的思い通りにやり切ることができました。

 


 レースが終わり帰艇した後は、やり切った後のやり遂げた感(達成感とはなんか違う…)で、全身から力が抜けました。


 


 また、帰艇が上手くできずに、ほぼ毎回帰艇の際はサポートメンバーなどに桟橋に来てもらって帰艇を手伝ってもらったり、大会本番では頭が真っ白になってコールの内容を忘れそうだということに本番直前に気づき、手にコールの内容をメモしようとしたものの油性マジックを持っておらず、それをサポートメンバーに伝えたら「買ってくる」と即答して急いで買ってきてくれたおかげで、本番では無事頭が真っ白になって黙ることなくコールし続けることができました。

これが無かったら確実に喋らないCOXになっていました。




 
 私のCOXは、「バウサイ・ストサイ」も分からない所から始まりましたが、インカレをやり遂げ、クルーから「あのコールで一気に気合いが入って頑張れた」と言ってもらえるCOXまで成長することができました。
これは監督、クルー、先輩、同期、など本当にたくさんの方々の支えのおかげです。


COXは引退しましたが、今後はインカレ(レース)を経験したマネージャーとして、ボート部に貢献していこうと思います。