一事が万事
お世話になっております。4年漕手の八谷です。
今回の関西選手権は江津湖レガッタと同じく天本とダブルスカルで出漕しました。
予選、準決勝を勝ち上がり、満を持して挑んだ決勝。結果は5位。近年の熊大ボート部の関西選手権では一番良い結果になりましたが、優勝を狙っていたため悔いが残る結果となりました。
決勝は特に反省の多いレースとなりました。スタート直後からストサイ側に寄ってしまい、それを直そうと曲げたらバウサイのオールでブイを叩いてしまいました。気づいたら上位4クルーは先へ行ってしまいまい、そのまま5位でフィニッシュ。通過タイムを見てみると2位集団と500m地点では2,3秒差でしたが1500m地点では7秒差とコンスタントでも差が広がり、フィニッシュ地点では10秒差とスプリント力でも負けていました。
決勝のレースが終わった直後は悔しさより、自分の無力さに呆然としていました。2〜4位は大学生で予選では競るようなレースをしていたのに、決勝ではだいぶ離されてしまいました。決勝の動画を今でも見返しますが、やはり2位集団とバチバチに競るレースをしたかったです。
ではなぜこのような結果になってしまったのか。考えてみると、江津湖で練習している時から蛇行は起こっていました。しかしそれを「江津湖はレーン幅が狭いから」などと安易に片付けていました。自分はクルーの整調というポジションであるのに、コース取りに関してあまり深く考えていませんでした。これでは整調失格です。リズムを整えるだけが整調の仕事では無いということを今回の遠征で身をもって実感しました。
一事が万事
この言葉は僕の恩師が口酸っぱく言っていた言葉です。練習中の些細なミスに対して大したフィードバックをしてこなかった結果今回のように呆気なくレースが終わってしまいました。インカレまでの毎モーションではこの言葉を胸に、些細な気づきにも目を凝らし、付け入る隙もない完璧なローイングを目指します。
なんか前回のブログも冬モーションで得た格言を言っていましたね。どうやら僕は格言が好きみたいです。
ついつい文章で振り返ってしまうと内へ内へ行ってしまう性格が出ちゃってましたね。すいません。お詫びと言ってはなんですが最終日前夜にタイ料理屋で激辛料理を食べた天本を置いておきます。