インカレ後の心境 | 熊本大学ボート部

インカレ後の心境

お久しぶりです、先日、4年振り3度目の朕を果たしました天本です。寒っ。




















今日も今日とて江津湖のレタスが怖い




















ということで、元々は心中を明かすつもりはなかったのですが、主将にインカレブログをやれと言われたので仕方なくインカレを振り返りながら今の心境を書いていこうと思います。今日は少し長いです。













3年生になってようやく出場できた初めてのインカレで、私はシングルスカル14位という結果でした。2年間、コロナの影響で大学から厳しい制限があったこと、部の存続が危ぶまれていたことを知っている本学OB,OGの皆さん、そして何よりそれを直接実感した現役部員の面々からすると、褒められたものだったかもしれません。実際ありがたいことに、たくさんのお褒めの言葉を頂きました。
しかしながら、そういったありがたい言葉も素直に喜べず、ただ愛想笑いをしてしまう自分がいました。高校時代の自分ならきっと水面を叩いて悔しがったことでしょう。今の私は昔に比べれば謙虚になった方で、あからさまに悔しがることはしないようになりましたが、心にあるものはずっと一緒で、変わってなかったんだなぁと実感させられました。
















インカレを振り返れば、個人的にとても喜ばしいこともありました。私の高校時代のライバルであり、共に県選抜付きクォで福井国体に出場し、バウペアを漕いだ仲間である先輩が、私が出場したのと同じシングルの種目で見事優勝を果たし、日大の全種目制覇を阻む活躍をしたことです。元同じクルーメンバーとして、とても誇らしいことでした。ここだけの話、応援は声出し禁止でしたが、決勝レースのときだけは思いっきり叫んでやりました。


「渡辺ラスト!!」


渡辺ラストといえば、ちょっと昔話にはなるんですけど、先輩の高3ラストのインターハイ、残り50mの辺りで沈していたのを思い出しました。
インターハイで沈したのち、インカレで優勝してしまう人なんて、後にも先にも先輩以外いないでしょうね😂

このことからも分かると思いますが、やはり先輩は高校時代から圧倒的に活躍していたわけではありませんでした。年下の私みたいなんとライバルになっちゃうくらいです。4年前、福井国体で岐阜の加茂高校にコンマ差で敗れ、賞状を取り逃がしたあの悔しい敗戦後、先輩が富山に行ってからどれほどの努力をしたことか、決勝レースでみせた成長ぶりにはっきり現れていました。
それはきっと、先輩に限った話ではありません。共に競い合った九州出身の選手のみんな、一緒に合宿して仲良くなった他校の選手、みんなそれぞれの大学で一回りも二まわりも成長し、輝かしい活躍をしていました。














場所は違えど同じ4年間、私は本当に何もしてきませんでした。コロナで練習が禁止されているからと言って腐って、逃げるように被害者面して、特に目指すところもなく、限られた中でもやれることすらやってきませんでした。その差が先輩との20秒はあると思われる大差、あるいは順位の差になっていることは、もはや自明であったわけです。そんな情けない自分に対する怒り、そういうのも含めて悔しさが倍増していたんだろうなとも今では思います。















と、めちゃめちゃ過去の自分のことを悔いていますけど、最近はあまり考えないようにしています。考えたところでタイムが伸びるわけでもないので。これから頑張れば良いんだよって楽観的に捉えることにしました。と言っても、恐らく想像を絶するキツさであろう、富山での練習を超えるつもりでやる他ないですが。
私がもし、どんな人がボート競技に向いていますかと聞かれたら、迷わず「継続してコツコツ頑張れる人」と答えます。エルゴだったり、筋トレだったり、コツコツやれる方が強くなるに決まってる。
でも僕はきっと違います。宿題を夏休み最後の日にまとめてやるようなタイプで、昔からコツコツ頑張るのがあまり得意ではありませんでした。しかし、ここまで来たらもはやコツコツやるしかないです。それも今まで以上の強度で。
やるしかないんですよ。


















ブログってすごいですね、普段の私なら絶対こんなことは言いません笑
仕方なく書いた割には書きすぎですね、長文失礼しました〜

それでは、明日からもがんばろーいんぐ🚣‍♂️