ストレッチャー板製作 | 熊本大学ボート部

ストレッチャー板製作

おはこんにちばんは.COXの荒巻です.


自分は最近,船底に大きな穴のあいた艇の修理とか,トップから船台に突っ込んだ艇の修理とか,ストレッチャー周辺が腐った艇の修理とか,とにかく修理してます.


本当に本当にみなさん,艇を大切に扱いましょうね.艇は1つ1つ職人の手作業で丁寧に正確に作られています.神業です.



さて本題ですが,自分もいずれ卒業してしまいます.後輩に残さなければいけないことは山ほどはありませんがまぁまぁあります.


先日ストレッチャー板を作ったので,簡単ですが載せたいと思います.


<工程>

1.材料購入

2.まっさらな板にストレッチャー板の型をかく.

3.外枠切断

4.ボール盤で穴あけ

5.糸ノコで溝の作製

6.回転ヤスリで外枠の面取り

7.ボール盤とヤスリで枠内の穴・溝の面取り

8.ポリエステル樹脂で防腐

9.完成!



<各工程の説明>

1.ホームセンターで合板(薄い板を重ねたやつ.強度がある)を購入.大きさはストレッチャー板と相談して.


2.買ってきた合板に切断する線と,穴をあける点をかく.すいません写真撮るの忘れてました.まあ,なぞるだけだから簡単簡単(^∇^)


3.木材カッターで外枠の線に沿って切っていきます.糸ノコの大きい感じの機械です.すごくよく切れるので指を切らないように気をつけましょう.すいませんこれも写真忘れたので,切れ端を切ってる写真で.
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時計は外しましょう.長袖で作業しましょう.


4.ストレッチャー板の穴あけ作業には,ボール盤を使用します.今回のストレッチャー板は6mm・7mmと二種類の穴の大きさがあったので,お手本と相談しながら慎重に作業します.
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今回は万力を使ってお手本と型どおりに切った合板をはさんで固定して,お手本と同じように穴をあけていきます.溝のところですが,溝の両端に穴をあけといて,後でその穴と穴を糸ノコで繋げていきます.自分の手に穴を開けないよう注意.


5.4.でもネタばれしたように糸ノコで溝を掘っていきます.はい.写真のように.細かいやり方は技術員に聞いてください.中学の技術で習ったはず.
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手が黒すぎてちょっと引きますね・・・.これも手を切らないように注意してください.


6.これはまじ職人芸です.数をこなすしか上手くなりません.コツとしてはやさしく押しつけること.強く押しつけてしまうもんなら・・・一瞬で角が無くなりますが・・・はい.あと,この機械を使うときは袖をまくってしましょう.巻き込まれたら腕が削れていきます.
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・・・ちょくちょく出てくるこの人は誰なんでしょうね.たぶん自分と同じ暇人なんでしょうね.ほんとに一瞬で削れるんで気をつけて.


7.今度は内側の溝と穴の面取り.穴のところはボール盤で大きめの刃(今回は9mm)で角を取っていきました.掘りすぎ注意.角が鋭くなくなったらそれでok.表だけじゃなく裏もやりましょう.後,溝の端っこも9mmでしました.最後に溝は耐水ペーパー#100または布ヤスリ#60でけずる!
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写真は溝の端っこをしているところですね.他のは・・・忘れてしまった.とにかく角を取って滑らかにすればOK!


8.刷毛でポリエステル樹脂を塗っていきます.溝も穴もしっかり塗りましょう.ただし,穴や溝をふさがないように.塗ったら乾くまで放置.そのときそのまま地面に置くとポリエステル樹脂が固まってないので地面とストレッチャー板がくっついてしまうというオジャン的状況に陥るので,対策を.今回はハンガーを使って吊るしました.ほんとに申し訳ない.写真なし.


9.完成
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作業はほぼ工学部の「ものくり工房」でします.そこには,親切な技術員のおじちゃんがいるので初心者でも大丈夫でしょう.何でも答えてくれますし,女の子にはめっちゃやさしいし.ポリエステル樹脂の作業だけ艇庫で.


気が向いたらまた書きます.
もっといい方法などありましたらコメントなどでお願いします.