【4日目】ロトルアMTB合宿 | ダンナにつられた主婦ローディー?の日記☆

ダンナにつられた主婦ローディー?の日記☆

名古屋在住。
2010年2月。ダンナにつられてロードバイクを買ってしまったちあきぃ。
CXもMTBも楽しんでます♪
「強く・速く・美しく」目指せビューティフルライディング!!

雨の音がする朝。
ロトルア滞在4日目。
残念。。。
天気予報によると、止むのはお昼頃。
翌日の早朝には宿を出るので、食材はたっぷり使って朝ごはん。

お寝坊な伊東君を置いて、先にいただきました。
↑ゼスプリのキウイが絶品でした!

雨は降ったりやんだり。
どうなるかなぁ。。。走れるかなぁ。。。

この時期は日本の梅雨みたいなものなのか、私達が来る前の週もずっと雨だったみたい。

雨が止んだ隙に、近くのガソリンスタンド兼コンビニへ。
日本では少ないけど海外はメジャーな業態らしい。

コーヒーやパン、ドーナツなども買えます。

朝だから出勤前の人も多かった。

基本的にどこでもカードが使えるし、レートも両替するより安いから、 日本での両替は本当に少しで良かったと思う。

3人分のコーヒーと、卒倒しそうに甘そうな菓子パンをいくつか買って宿へ。

この合宿感がたまりません!

起きて来た伊東君をまじえて、
先程買ってきた目玉が飛び出そうに甘いパンを一口食べ、
そっと冷蔵庫に入れました。

いつもより遅くまで宿にいるので、掃除の方や管理人さんが外をウロウロ。
前の日は、自転車を室内に入れないか、何度も見回りしてましたが、ちゃんと外に置いたせいか、チェックインの時くらい優しい。
コーヒーや紅茶は足りているかと、両手にいっぱいくれました😁
コーヒーも紅茶も美味しかったです。

さて、雨やまない!
シャトルは運休!!
どうしよう?

とりあえず身支度を整え、車で街へ。
パッと晴れたりザザーっと降ったり。

ロトルア市内のバイクショップを見て回りました。
業態は日本と似てて、いわゆるプロショップ、普通車とスポーツ車の両方、チェーン&量販系、規模も色々、e-Bike専門店や、レンタル専門店もあります。

サスペンションの専門店もありました。

店内も見させて頂き、作業の様子を見学。

物欲との戦いを強いられます。



このままロトルアに支店を出したいとか思っちゃうくらい、楽しい。

アパレル担当としては、ブランドやアイテムをしっかりチェック!
日本で展開がないカラーのレディースヘルメットやシューズを見て思わず買いそうになる。。。

海外だとシマノのコンポやシューズは高いようで、欲しいサイズがなかったりしてました。
国内で海外メーカーのものが手に入りづらいのと同じなのかなと思いました。

後、MTBがほとんどで、ロード関係はごく僅か。
場所柄があるかもしれませんが、世界的にも市場は日本と逆ですね。
MTBも高級車より、実用的な組み合わせの完成車が売れているようです。

カタコト会話ではありますが、日本に行ったことあるよってスタッフさんも何人かいて、
皆さん優しかったです。

この、コミュニケーション、本当に大切だと思い、どなたにも優しい接客をと、心に刻みました。
あと、英語、もっと使えるようになりたい。

さて、天気予報をチェック。
止むのか、また降るのか。

このまま天気の回復を待って、もう一度走るチャンスを待つか、
走れないなら明日の早朝の移動をやめて、宿を変えオークランドへ移動するのもありだし。。。


とりあえず、お昼なので「ニュージーランドに行ったらな食べておけ」と教えてもらった「バーガーフェール」へ。

Redwoodの近くのお店です。

自転車が置いてある。
みんな、お昼どうしているのかなと、思ってました。


ニュージーランドのお肉と野菜をふんだんに使ったハンバーガー。

3人でハンバーガー3つ、コーラ3本、ジャガイモフライと、サツマイモフライ(名物)を注文。
70ドルくらい。


いや〜
値段はびっくりしたけど、美味しい!!
サツマイモのフライサイコー!

何よりボリューム満点!!

あまりにも食べ応えがあり、
ポテトは食べきれず、袋をもらって持ち帰りましたw

今回、バイクショップを回ってスタッフさんと話して、薄々気づいていましたが、
皆さんの感覚的に、私達の滞在5日(自転車は3日)は大変短く、少なくとも2週間はいないとと、言われました。
日本人は休みが少ないんだよって話したら笑ってました( ´艸`) 

たぶん、私達みたいに日程詰め込みで走りに来ないから、ランチは帰ればいいし、昼からゆっくり走っても、日没は20時過ぎ。

地元の人は、サマータイムで仕事終わりの17時や18時くらいから馴染みのコースを走りに行く。

文化的な背景が違うけど、
確かに、朝より午後の方が人が増え、無数に広がるトレイルなので、好みのエリアを楽しめばいい。
色んな楽しみ方でいい

さて、だんだん青空が見えてきました!

雨が上がってきたのは15:30くらいだったと思います。
一度宿へ戻り支度をして出発。

もう、雨は大事だろうと誰もカッパ持たず。

タラヴェラロードからRedwoodへ続くいつものトレイルを走り、駐車場に出たら大雨!
前日の雨も凄かったけど、もっと強くザーザーです〜
しかも、寒い。。。
しばらく大きな木の下で雨宿り。

あまりにも寒く、この先が不安になったので、やっしさんが上着を取りに宿へ戻ってくれました。

弱々ちあきぃと伊東君は雨宿り。
寒いは濡れるはでテンションダダ下がり。。。
観光客も雨宿り。
バイクの人は車の中で待機している感じ。

ヤッシさんから上着を受け取り、走り出したらさーっと明るくなり一気に気温が上がりました。

ベタベタの路面から湯気が上がり、どんどん乾いて行きます。
せっかく上着を着たのだけど、トレイルへ分岐する登りの途中で脱ぎました〜。
このうわき、必要だったのだろうかと考えたけど、
取って来てもらった手前、心にしまって置いた。
要は、ウィンドブレーカーくらいは持って走るべきってことだ。

雨が上がるのを待っていた人達もパラパラ登ってきます。
皆さん気さくに話しかけて来ます。
ほんと、もっと英語が話せたらなって思う〜

Billy Tを目指すべく、毎日走ったトレイルをつないでいきます。
木が生い茂る森の中はそんなに湿ってなくて、普通に走れます。

だいぶ走れている気がするので、お二人にはより難しいルートや、それぞれのペースで走ってもらい、合流する。


Billy Tを走るのは良いとして、この日のシャトルはクローズですから、
砂利のジープロードをけっこう登らねばなりませぬ。

気になるのは、時間と補給食がない事。
昨日で食べ尽くしたのです。

分岐となる水汲み場で、地図をチェック。
すぐ近くにぐるっと回って降りて来られるトレイルがあるじゃないか!

2キロくらい登ると入り口があります。
Billy Tに行くにはまだトレイルを繋ぎ、ジープロードを登らないとダメだけど、
ここならグレード的にもいけるかも。

って、事で、砂利道を登り出したのだけど、思ったよりハードで、ちあきぃは1キロも登らないうちに、心が折れて足を着いてしまった。。。。

こんなに苦しい砂利道が存在したのか、、、
もしかしたらシャトルで登る道も、けっこうキツかったのこもしれない。。。
歩いていても下しか見れない。
それにしても自転車に乗りに来て、なんでこんなところ歩いているのだろう。。。
そう気づいたので、
少しだけ斜度が緩んだところで、もう一度乗りました。

いや〜、シビれる登りでした💦
やればできるじゃん!

まだ入り口じゃないけど、登りきりにあった石の山。

こんなに立派じゃないけど、トレイルの所々に石が積んであるところがあって、
大きな雨なんかでトレイルが崩れたらこの石を使って土台を直すそうです。

ライダーが自然に積んでいくらしい。

石が積んであるのを他でも見たけど、
ここはなんか立派で特別な気がしました。

伊東君大丈夫だろうか。。。
下りは付いていけないけど、登りなら負けてないと思うちあきぃ。
ロードだと下りて最後のひとりを迎えにいくのですが、ここはハード過ぎてできなかったw

伊東君を待つ間、大き目の石を拾い、この山とトレイルに敬意と感謝を込めてゴロゴロ置いて来ました。

あと500メートルくらい登りがあったので、先に登り始めることにしました。
さっきのと違って、なんか頑張れた。

目的のトレイルの入り口はここ。
HOT X BUNS グレード4
位置的に下り基調であるのは間違いない。

2人が登ってくるのを待つ間に、少しだけ様子を見に行ったところ、
コブがいくつか並んでいるのが見えました。
ドキドキ。

距離は短いけど何かあるんだろう。。。

登り楽勝のヤッシさん

黒いものを吐きながら登りきった伊東君

さて、このトレイル。
雨上がりに来てはいけなかった。。。
コブとコブの間には大きな水たまりがあり、
ジェットコースターの様な谷があり、
走れたり走れなかったり。。。
なかなかのパワーコース。

下り系コースなので、伊東君に先に行ってもらい、走れそうなところはヤッシさんも行ってもらう3番手。
大きな水たまりに突っ込む伊東君の叫び声を聞きながら、ビビるちあきぃ。

いけるところは頑張り、やり直せるところはやり直し、
危ないところはバイクから下りた。

下りられない様な所はバイクをヤッシさんがお手本兼ねて乗って降ろしてもらった。
乗り手のちあきぃが下手なだけで、スパちゃんはどこでも走れる!
本当に素敵なバイクに出会えた✨
↑写真だと全然わからないけど、Uの字みたいな谷

↓Uの字の底
グーンと登り返しが待っている
↑伊東君の足場が崩れて、視界から消える事件も起きる


最後の根っこと段差のセクションはラインを確認して、下りてみようと思いましたが、
わたし的にはかなり難しくて、
無理せず下りて、最後の美味しいところだけ乗りました✨

笑いしか起きなかったけどね



1番落差のある所は木に隠れてるし、、、
せっかく止まるの練習しといたのに。。。


最後にヤッシさんのお手本を見て、このトレイルは終了!

ここからは日没との勝負です。

地図を見て、下りる場所を確認。
今回はMTB carpark ではなく、スタートしたところへ戻る事にした。
行けそうだし、その方が宿も近い。

ちなみに、いつも地図を見ていたのはちあきぃですが、
この3人の中で1番地図が読めないのもちあきぃです。

トレイルには入らず、ジープロードをつないで、
スタート地点へ。

登って来たところよりも看板が多く、携帯のGPS情報と合わせて道を繋げていきます。

だんだん日が傾いて来た。
この日の日没は20:40
年に一度くらいは日暮れまで自転車で遊び倒したいと思うのだけど、そんな日をロトルアで迎える事が出来ました。

疲れて来ている伊東君に、今日は宿が近いから、頑張れと励ます。
スタミナ魔人なので、ヤッシさんと時々戦いながら、走りました。

楽しい、楽しすぎる

標識に従って、トレイルを左折。
拓けたグランドみたいなところに出ました。

ここはどこだろう?
進むと見覚えのあるトイレ。。。

やっぱり最後はMTB carpark で、
宿まで数キロあるのでした〜
ごめんね〜
やっぱり地図を読めてなかった。。。
3人ともバイクドロドロ。

ここにはトイレだけではなく、無料のシャワーや更衣室もあり、
洗車スペースもありました。
帰ってからバイクのパッキングがあるので、使わせていただきました。

サドルを引っかけるだけ。

ガラスの鎧をしてあるので、汚れがサッと落ちました

腹ペコでヨレヨレの3人はライトもないので、
できるだけ速やかに宿へ戻りたいけど、
ヨレヨレなのであまり進まない。

この3日間は、行きも帰りも同じ道だった。
次に来ることがあったら、たぶん迷わず使えると思う。

今朝寄ったコンビニ兼ガソリンスタンドへ立ち寄り、
甘そうなカップケーキや菓子パンを買った。
腹ペコなのです。

なんとか真っ暗になる前に宿へ。
まずは外のバスタブにお湯を張り、レッドブルを飲んだ。
お湯を溜めながら、あまりの甘さに冷蔵庫へそっとしまった菓子パンも食べてしまった。
朝と違って、美味しく食べられた。
不思議。
心にも身体にも染み渡る。

長くなってしまいましたが、トレイル最終日はこの後夕食、バイクと荷物のパッキング。
後は早朝オークランドへ移動して帰国となります。

体力的にも3日走るのは限界を突破してまして、
よくぞ走ったぞという感じ。
それもヤッシさんと伊東君の助けがあったからこそ。
誰も怪我せず、ケンカもせず、笑いが絶えない旅が出来て本当に感謝しています。

今回は研修として訪れていますので、
この経験を活かして自転車もお仕事も頑張りたいなって思いまーす

番外編あるのかないのか。
ロトルアMTB合宿はひとまずこれでおしまい!

機会があればまた行きたいし、
興味のある人は行って欲しい✨
ニュージーランドとロトルアとMTBが大好きになったちあきぃでした〜
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