三体山記録ー1  長井ダム~コニゴリノ頭~婆岳~清水沢
  

 

 西山新道探訪で、コニゴリノ頭~婆岳基部間は、藪漕ぎでいつも難儀する所です。
道跡は分からず感覚的にほぼ直線で婆岳を目指して歩きます。一度、雪山(藪は雪の下)のルートを歩きたくて、今年3月4日に婆岳に登ってルート全体・雪の状態を確認しました。

 

 今回はトシヒコさんとHE君を誘って出かけました。予定は、
かんじき者2名・・・長井ダム~コニゴリノ頭~婆岳~長井ダム  周回コース
山スキー者1名(HE君)・・・長井ダム~コニゴリノ頭~婆岳基部~清水沢~1147峰~三体山

 

 結局、かんじき組は予定のコースで婆岳に登って、時間も早いしピーカン天気なので、清水沢に下って西山新道が通る付近の地形確認をして、次に1147峰に登って三体山への稜線を見ようとなり、次に三体山まで行きましょう!となり、三体山でHE君と合流して昼食をして3名で下山しました。

 

今回のコース・・・時計周りで歩きました。
イメージ 1

標高と歩行グラフ
イメージ 2

これから登るコニゴリノ頭
イメージ 3

今回予定の婆岳(左の丸い山)と三体山連山
イメージ 4

折草・・・明神平峠の下で昔は草刈場だったそうです。夏場は林道でここまで車が入れます。
西山新道探訪の飯豊町側起点になります。
イメージ 5

里見坂の取り付き・・・折草の植林地を登ってきて、いよいよ西山新道の山道に入ります。
イメージ 6

古道は荷物を積んだ牛が登ったので、つづら折道です。今回の雪山でほぼ直線で登ります。
これを登りきるとコニゴリノ頭です。
イメージ 7

コニゴリノ頭・・・一度に回りが開けてきて大展望です。
イメージ 8

これから向かう婆岳(右)  左:三体山連山の南端・1147峰  
イメージ 9

婆岳が迫ってきました。トシヒコさんとokusanは歩みを進める度、風景に感動しています。
いや、いいなぁ~。やんばいだ~。の連発です。
イメージ 10

二重になっている雪庇(せっぴ)
イメージ 11

コニゴリノ頭を振り返り
イメージ 12

底ナダレの前兆
イメージ 13

婆岳基部で三体山に向かうため、トラバースするHE君と別れます。気つけてな~。
この時点でかんじき組2人は婆岳から下山予定で、三体山に向かう気持ち無しです。
イメージ 14

婆岳山頂
イメージ 15

婆岳山頂から三体山連山の南端  右:1147峰 
イメージ 16

真中のピークが町境で、左:飯豊町  右:長井市  稜線の陰前:小国町
イメージ 17

 

 婆岳山頂で時計は10時です。早いので鞍部から清水沢に下り、西山新道の通る地形を確認することにして沢に下りました。

 

清水沢・・・西山新道が通り、折草から水場は無いので人と牛は乾いた喉を潤したことでしょう。
なだらかな地形で休憩場所にも良いです。
イメージ 18

清水沢源流・・・尾根が分水嶺で陰前は野川に流れます。
イメージ 19

歩いて来た稜線
イメージ 20

清水沢下流・・・天狗山方向に流れて小白川になります。
イメージ 21

太いブナ・・・次回は6月に探訪したいので目印によく覚えておきます。テープを3~4ケ所下げましたが雪の上で高いので次回見つけられるかどうか?。
イメージ 22

 

 参考・・・2011/6/3 探訪時の清水沢
何回かの探訪で初めてこの沢まで足が延びて、残雪の平地状で道が分からなくなり帰る時にようやく、清水沢からの、取り付き・つづら折道を見つけました。昼時になりここから引き返しました。
残雪の清水沢
イメージ 23

清水沢(左)から町境に登る、つづら折の道跡
イメージ 24

 2011/8/4 三体山~明神平峠探訪
二本木を南下して町境付近からは、やぶで道跡は分からなくなり、GPS清水沢ポイントへ向けてやぶを下りました。
清水沢付近の軌跡検証
イメージ 25

 

 2012/11/7 明沢からの探訪時も町境付近からは、やぶで道跡は見つけられずに小雪の天気で清水沢から引き返しました。   
 ※今年は3度目の挑戦でぜひ、二本木までトレースつけたいです。