2週間前には、肥料やさんに順調に大きくなっていると言われ
予定通りにかわいい稲の白い花が咲きました。
花を眺めてはにっこり笑顔。
花が終わると穂がすこしづづ下がってきています。
1週間前に植えた穂と、あとの穂を見比べて日に日に育っている稲穂がかわいくて仕方ありません。
みんなで手植えした田んぼもいい感じに育っていますよ!
なんとかいけそうだなあ・・・とホッとしたのもつかの間・・・
なんと2ヶ所の田んぼの稲の葉に茶色い斑点がたくさん出ていることに気付きました。
1日であっという間に広がっている感じです。
ネットで調べると、いもち病のようです。
今年は紋枯れ病もはやっているとのこと。
なんと紋枯れ病になっている稲も発見!!!
稲の根元に紋があるように茶色の枠で白くなっているところがそうです。
このところ、雨が降ったりやんだりの毎日で、湿度が高いことがかなり影響しているようですね。
法事のために3日ほど広島の家に帰ったのですが、一日も早くなんとかしなければという思いで、主人と一緒に被害の出ている離れた高い場所の2枚の田んぼに薬をやりに間1日は福山にとんぼがえりしてきました。
89歳の父を引き取ってからは、どこにいくのも父と老犬もセットです。
少しの留守番は大丈夫なのですが、1人と1匹をおいて数日は空けられません。
田んぼの水も今が大事な時なので、水が切れる田んぼはご近所さんにお願いして、
父と老犬は広島に置いて、福山に日帰りして対処しました。
翌日父と老犬を連れて再度福山に帰宅という、行ったり来たりの移動にいささか疲れながらも田んぼの守りも大事ですからね。
この週末には、主人とほかの田んぼもすべて薬をまくことにしました。
その前に、噴霧器で田んぼにマイエンザや酵素の1000倍溶液を葉にまいて、
少しでも抵抗力をつけてやりたいとおもいます。
日中は暑くてやれませんので、すこし涼しくなった夕方から酵素の散布を始めました。
そして見つけました!!
ああ・・・なんと1枚の田んぼがイノシシに荒らされていたのでした。
写真は1ヶ所ですが、あちこちたおされています。
高所の田んぼは予測はしていましたが、下の田んぼも入られるとは・・・
ご近所さんもすでに柵をされているところもあり、今年はうちも必要かも・・・
とおもった矢先、すでにやられてしまいました。
稲をたおして、食べてみたようで、モミガラがペッと吐き捨ててありました。
まだ稲が実ってないのでおいしくないでしょうが、しっかり色づいて実が入ってきたら
もっとやられるにちがいありません。
明日明後日で酵素で予防をしたあとは、週末に入り、薬の散布とおもっていましたが、
イノシシの柵も週末にはしなくてはいけない状況になってしまいました。
毎日、野菜の収穫と草に追われるような日々から、さらにイノシシと稲の病気・・・
まったくやってられませんなあ・・・
ぼやきながらも、逃げ出すわけにもいきません。
ぼちぼちやるしかありません。
無農薬を目指したいところですが、病気に負けない作物をつくるには、
土づくりからです。
今回はしっかりと薬をやることにします。
本当に長い目でみてボチボチやることにしましょう。
ただいま休耕田というか、耕作放棄地のリストを作るために
地域の田んぼのリストを毎日すこしづづパソコンに打ち込んでいるところですが、
こちらも本当に地道な作業です。
リストができてから、今度は地図と付き合わせて、一軒一軒にアンケートしてまわり、今後の計画をたてていく予定です。
こちらもあと何年かかるのかなあ・・・
自分も年をとってきているしなあ・・・
そうそう、こちらはうれしい報告なのですが、東京の長男のところに初孫が誕生して
正真正銘のおばあちゃんになってしまいました♪
あれもこれもと焦る気持ちもありますが、すぐになんとかなるわけでもなく、
目の前にきたことからひとつひとつを積み上げていくことしかできません。
あせらずぼちぼち~、あせらずぼちぼち~
自分に言い聞かせながらもスピードをもって歩んで行きたいと思います。