組織とは業績を上げるための目的集団。
独自のルールとフィーリングがある。
献身に値する組織に人、モノ、カネが
集まって、そのメンバー達が作りたい
未来を勝手に実現していく。
明確で崇高な目的を持ち、自分らしく
生きてる社員を支えきる組織において、
スタッフは一つの完全体の中で繋がり、
あらゆるものの一部となる。
日本企業は正社員の運命共同体。
組合は、会社と正社員の既得権である
定年と年金を守ることがその使命だ。
だが日本においては共通の目的よりも、
小集団の感情に基づく人間関係の方が
優先される場合がある。
基本目標と組織力のバランスが大切だ。
組織力だけでは腐って潰れる。
特に負けてる組織は、本部の言いなり、
低目標、言い訳、検証も危機感も無し、
生産性も低い。
だから目標は、大きくシンプルにする。
小さくて複雑な指標をゴールにすると
組織の方向が逸れる。
目標を合わせ、目的に関係ない余分な
仕事を排除する。
基本活動以外は二義的なもの。
いつでも手放せるようにしておこう。
例えば成長は虚像虚栄の最たるもの。
組織は、大きくなることに価値はなく、
良い企業になることが目標である。
科学者にとって、疑問は生命線であり、
福祉の生命線は生活課題解決である。
同様にベンチャーには、破壊が必要で、
そのイノベーションには実験が必要だ。
前のめりな失敗には、寛容になること。
アップルの功績は、リスクを恐れずに、
背負うことを最優先したことだろう。
本当に無駄な伝統やしがらみを検証し、
伝統のために伝統にしがみつくことは、
やめることだ。
かつて家庭が貯蓄し、企業は投資した。
今は企業も貯蓄している。
もっと将来ビジョンに立ち向かえ!
