人は実績に飛びつく。
行列、ヒット、ブランド力があれば、
いくらでも動かせる。
営業とは、売りつけることではなく、
商品自体の価値、凄さ、魅力、安さ、
得があるかを伝えること。
人はいいものなら買う。
逆にタダのものは、大切に扱わない。
読ませたいなら、値段をつけよう。
パンフレットでさえお土産。
ゼロ円で販売するという意気込みだ。
タダでもいらないものは作らない。
プロの覚悟を持つことだ。
今まで自分が守ってきたフォームで
飯を喰えてきたという矜持。
フォームは既製品ではない。
自分が手塗りで作ってきたもの。
例えば9勝6敗をフォームにすると、
どの分野でも怖い存在になるだろう。
いい加減な概念を捨てた後にのこる
捨てれない原理原則がフォームだ。
例えば取材方法のフォームとしては、
聞くべきことを知っておくこと。
予備知識がなければ具体的な質問は
できない。
少なくとも取材先の規定を読んでおく。
規定は権力の言語であり、その組織の
考えがわかる。
次にストーリー化のフォーム。
虚構のストーリーを現実に変えるのだ。
想像上の秩序をつくり、それを信じて
協力して社会を変えるのだ。
それを、キリスト教では儀式で行って、
現代では、イベントで具現化する。
実現するためには、ハニートラップや
資金提供等の手段も厭わない。
よくあるのは、大衆を扇動するために
知識人への攻撃をするやり方。
利にさとい合理主義者がすることだ。
ただ、大切なことは大きな声で叫ぶ。
それが、人に届く。
なぜか知らんけど、真剣な思いは届く。
