物事はたいてい相対的なものである。

自分が動くことで相手も変わる。

 

相手がどう動くかを読み解くことが鍵。

人を動かすのは、理屈ではない。

 

合理性の対極にある対人感性力であり、

機転が利くことである。

 

明治のスパイは、田舎おやじの風貌で

スパイとは思われずに暗躍した。

 

また、タレントで広報して引き付ける。

何を言うかより誰が言うかの典型だ。

まさに、理屈など関係ない世界である。

 

予算のないときは犬や赤ちゃんを使う。

これも合理性など介在しない。

 

お稲荷さんという共同幻想を利用して、

村人を動かす。

 

これも理屈が通らない典型だ。

今は狐じゃ動かない。

法律や科学を幻想化して使ってるなあ。

 

さらに数を撃って、ニュースにする。

興味のない人に届き、巻き込める。

 

特に反対派のエネルギーは使える。

アンチを手放さない。

無関心にさせないことが大切だ。

 

だから、本は本屋で売るのではなく、

スナックなどで売ってみよう。

無関心層をどんどん減らすのだ。

 

とにかく仕事は大勢を巻き込むこと。

目的のため大勢の能力とノウハウと

人脈を統合して利用するのだ。

 

口コミも大切。人に広報してもらう。

インスタ映えや読者拡散を利用する。

勝手にCCに入れる狡さと厚顔も必要。

 

そして売り込むものを、本気で愛する。

その場限りの誠意と本気の恋が必要だ。

 

人気のないラグビー等は、世界大会後、

すぐにリーグを開始しないといけない。

スピード感がなければプロ化できない。

 

取組みを進めるため、組織で力を持ち、

理想に向けて改善を試みてみよう。

 

組織の成長は、感動の輪を繋げること。

社員はお客さんの、社長は社員たちの

期待に応えれば感動を呼ぶ。

 

田中角栄は、官僚の失敗に手をまわし、

マスコミや野党を沈黙させて、官僚を

手懐けた。

 

人を動かすのは、人なのだ。