未来の景色を話さない会議は
ダメな会議である。
結論が最初から決まっている
アリバイ作りのための会議も、
いただけない。
皆と一緒に作りあげたという
免罪符にしてはいけない。
意見を参考にしたいと言って、
反映しない会議もダメ。
凝りすぎ、遊びすぎ、尻切れ、
詰め込み過ぎもNGだ。
これらは、会議をすることが
目的化して、時間の有限性を
忘れている。
会議でなにも決まらないのは、
誰も考えていないから。
本気で話し合っていない。
議論する努力を放棄している。
PTAが典型だ。
討論だけして何も良くならず、
時間だけ過ぎる。
少なくともその日のゴールを
決めておく必要がある。
また会議に笑いなど要らない。
寄席ではない。
こうした無責任すぎる態度は、
論点をすり替え騙しにかかる。
日本の学者は調べたことより、
思ったことで議論する。
原発と交通事故の死者比較で
原発を擁護するなんてことが
平気で起こったりする。
客観性の弱さが日本人最大の
知的弱点だ。
これでは、形骸化と硬直化が
著しくなり、閉塞感が募る。
会議とはアイデアを出し合い
課題解決して発展させるもの。
単なる報告会議なら廃止して、
必要な会議に絞っていこう。
