タモリの低いテンションは、

タレントの個性を引き出し、

視聴者も一息付ける。

 

司会進行には、テクがある。

例えば会場レイアウトにも。

 

スクール型、コの字、島型、

扇型、車座、床に座るなど

いろいろある。

 

近年ではオンラインもある。

顔を見つつ、ファイル共有、

チャットでコミュが可能だ。

 

ただ、どの形を選択しても、

進行テクは必要である。

 

例えば相手が応え易いのは、

選択式である。

 

具体的には、もし~ならは

意見が纏まらず答えにくい。

どちらを使うかもテクだ。

 

多めに振った方がいいのは、

CP(ワンマン)やFC(自由)。

 

そうでないのはAC(順応)、

NP(優しい)である。

だれに振るかもテクだ。

 

そして手法にもテクがいる。

例えばアイスブレイク法。

 

まず知り合い、緊張を解く。

個性を引き出す手法だ。

 

偏愛マップなんかも良い。

皆で好きなものを書き出し、

そのことを話せばコミュが

熱を帯びる。

 

次にブレーンストーミング。

わざとにバカな発言をして、

笑い合うこと。

 

会議には、意味と無意味の

両方が必要である。

 

くだらない会話があるから、

難しい話もできるのだ。

 

最後にミーティング。

話し合い、合意を築き上げ、

分かち合う。

 

進行はあえて愚かに質問し、

盛り上がれば沈黙する。

 

いろんな意見を聴くために、

批判的な発言も聞くこと。

 

わざと反対意見を聞き取り、

場の視点を変えたりしよう。

 

ダイナミック会議を心掛け、

発散後にまとめればいい。

 

その手法は、オープニング、

本体、クローズが基本だが、

次の手法もある。

 

①共有→発散→収束→共有

②問題→原因→対策→意志

③過去→現在→未来→決意

 

会議人数や階層に合わせた

手法を採用しよう。

 

その他、ワールドカフェや

ワイガヤ会議、質問会議等

プログラムは様々である。

 

その中でも、参加者同士の

結合方法として有効なのが

KJ法。

 

少数意見も必ず拾い上げて、

全体構造の中に組み入れる。

智が結集して深みが出る。

 

表現することが苦手な人は、

考える習慣と考える時間が

足りていないだけ。

 

さあ、いろんな会議手法を

試してみよう!