恋愛は、年齢やお金や家族関係などの
細かいことを乗り越える威力がある。
恋人がいる限りは、自分がこの世界に
しっかりと繋ぎ止められている。
愛する人が傍にいることによってこそ、
安心して一人立ちできる。
男性は自分の心身を安定さえるために、
女性に生活、恋愛、セックスを求める。
キスの瞬間、永遠とか、心とか、魂が
どこにあるのか分かる。
たとえ、一人で死ぬことになろうとも
「やったよ、十分に生きた」と呟き、
最後まで心を通じ合わせるはずだ。
心理的な距離を基準値とする空間は、
物理的な空間とは違う世界。
自分の中は自分一人の場所じゃない。
とても俯瞰的な世界なのだ。
苦楽をともにした人と、別離しても、
その人は、心の中で生き続けており、
力になってくれている。
100歳でも、大切な人との思い出は
鮮明に記憶されている。
歳月は別れた人の姿を見せてくれる。
さよならも力を与えてくれるのだ。
