ピンチの時こそ家族との関係が大切だ。
居心地のいい家庭を築けていることが、
自信をもって生きる秘密。
何をするでもなく、そばにいることを
私たちは評価し忘れている。
生きているだけでいいのだ。
居るだけで、自分が自分であることを
証明してくれる。
未来永劫、全人類にとってありがたい
「母」という存在も大きい。
女は弱し、されど母は強し。
守るものがあれば、グンと強くなる。
ただ、別れは必ず訪れる。
家族亡き後も、その記憶やイメージを
滋養にして生きていくことになる。
家族とは、生身かどうかは関係なく、
最終的には精神的な存在でいいのだ。
現存でなく本質である。
そばにいる感覚があればいい。
先立つ者が望むのは、残された者が
泣かないこと。
そして胸を張って生きていくこと。
手遅れになる前に、家族と話して、
言葉をメモしておこう。
おそらく、良かろうが悪かろうが、
あなたの人生の大切な指針となる。
