会議のムードが、二つ存在することはない。
進行は全体のテンションをリードする。
但し、独りよがりな企画を押し付けない。
参加者に気をかけ慮り気持ち良くさせること。
そのためには、時に自分の弱さもさらけ出し、
ボトムアップでまとめ上げるほうが日本的。
合意形成能力があれば、仮に意見がなくとも
評価される。
会議はリーダーの意見に左右される。
賢明なリーダーは自分の意見を少しに留める。
自分の意見を、人に言う必要はないのだ。
大切なのは自分の意見を理解しておくこと。
会議の構成員は、みな意見が違って大変だが、
この大変さから逃げないことだ。
どんな人の意見にも、一分の理はあると思う。
声の大きい人の意見だけに反応するのでなく、
ガヤの中のシグナルを探す。
本当の意見を聴くため、笑顔を絶やさない。
わざと隙をみせるのだ。
全参加者の話を聞き、語られていないことに
しっかり耳をかたむけてみる。
聞いて検討することは、採用することではない。
聞くこともなく考えを封じてはならない。
