自分を使い切ったと思えることは

人間冥利に尽きる

 

「やったよ、十分に生きた。」

「色々あったが、いい人生だった」

 

余命のない人の言葉は美しい。

選ぶ言葉が美しい。

 

「なんの面白みもない人生だった。

けど、ほんま幸せな人生やった」

 

晩年に、そんな言葉を言えたなら、

あなたは、人生の勝者である。

 

素晴らしいものに出会った事実を

心に止めて死ねば想い残しがない。

 

どれだけ長く生きたかではなくて、

どのように生きたかである。

 

ただ、人生の最後は楽しみが先。

酒もたばこもOKでしょう。

 

正義は不変でも普遍でもない。

自分を守り死ぬことは美しいが、

愚かなことでもある。

 

だから無理をしてでも、最後は

楽しく笑った方がよさそうだ。

 

終わりがあってこそ人生は完結。

感謝して軽やかに死にたい。

 

死ぬ前にとんかつを食べる時は、

小学の私、大学の私、今の私が、

同席しているだろう。

 

みんなで、ながら食いをやめて

おいしいとんかつに集中する。

 

同じく、死ぬ時は、死ぬことに

集中するのがいい。

 

全ての年代の自分と一緒に…。