私たちは、思い残しなく死ぬために
どうすればいいのだろう。
仮に終活しても気持ちが変わったり、
認知症になったりして役に立たない
場合もある。
病気にでもなれば、お金がかかるし、
面倒を見てもらう人も必要になる。
失業、引き籠り、家族不和等により
後悔したまま一人死ぬこともある。
死を前にして、子供に会いたいのに
会えないこともある。
孤独死と生き方は繋がっているのだ。
一方で残される人は、こう思う。
「仕事や趣味を優先してしまった。
もっと何かできたんじゃないか」
「突然すぎて言葉もない。
もっと話しておけばよかった」
私たちが死んだ後に残せるものは、
集めたものではなく与えたもの。
普段から、人生を伝えておくこと。
たわいない話、ほんとの話をする。
感謝、謝罪や許しを告げる。
そして、「ありがとう」と言って
死ぬことだ。
