採用される企画とはどんなものか。
選ばれるための視点を挙げていく。
① まずは数字。
ヒットの神様は数字にほほえむ。
動員数や発行部数などが大切なのだ。
ただ数字だけの視点は貧者の思考。
ワクワク等、定量化が難しいことを
考慮して評価しよう。
② 次にエビデンス。
英語圏ではエビデンスのないものは、
議論に値しないといわれている。
本当にオリジナル企画なのか?
本当は既知ではないのか?
ニーズ(なければ苦痛)であるのか?
ウオンツ(あれば快楽)ではないか?
因果の取り違えていないか?
「見せかけの因果」、「因果の逆転」、
「第3因子」を見抜く力が必要。
③ 次に時間軸と空間軸があること。
なぜなら、私達は「時空」の世界で
現実を生きているから。
空想の世界に入らないこと。
④ 次に他者の声を聴いているか。
企画は、天の声、地の利、人の和を
基準として組み立てる。
社員、取引先、県民にとってよいか。
それを考えておけば本質は外れない。
⑤ 次に生産性があるかどうか。
自動運転○だが、エコカーは×。
エコカーに未来はない。
⑥ 次にストーリーがあるか。
企画を、聞き、読み、話しした時に
面白いと思えるか。
そして、企画が自社の過去から続く
ストーリーの延長線上にフィットし、
未来を構想できるものなのか。
そんな長い物語が必要だ。
⑦ 次に基準をクリアしているか。
企画前の7質問。
技術開発、タイミング、独占、人材、
販売、永続性、隠れた真実を確認。
ただ①~⑦の全て満たした企画でも、
法に抵触、誰かをおとしいれるなら
迷わず却下。
清く正しく美しくは、時に辛い。
泣いて馬謖を斬る…。