ひらめきは、既存要素の組み合わせである。
新しく独創的な企画は、ほんの一握りだ。
世の中はパクリとオマージュで出来ている。
だから、ひらめきには、地頭だけでなくて、
知識や経験も必要となる。
企画を考え続けると、ある時点で蓄積した
知識や情報が繋がって、ひらめくのだ。
皆が美味いビールを飲んでる姿を想像して、
そのためにはどうするのかを考えよう。
考えるとは、何故を問い続けること。
問いに問いで返して、思考を深めていく。
どうしたらいい?、という問いに対して、
得するのは?どうなる?どうしたい?と
自分に問い返してやる。
はじめは漠然とした大きな何故であるが、
段階的に小さな何故に分解してみる。
なぜ就職難なんだ?という問いに対して、
男女は?、大卒高卒では?と考える。
これが分析だ。
考え続けると、ひらめく。
コンビニコーヒーは、同業者の枠を越え、
異業種である喫茶店をパクったものだ。
考える事は、気力と体力と知力と胆力が
必要となるけど楽しくもある。
