講演は感情に訴え、目新しさを出し、
記憶に残すこと。
そのためには、講演に「敵」を作る。
そして正義の味方を登場させる。
自らが正義の味方となることにより、
ファン、忠誠心、連帯感が生まれる。
今はこんなに悪い社会なのだから、
俺が解決してやるってスタンスだ。
みんなが講演に引き込まれる。
敵(問題提起)→正義(解決策提示)、
メリットを提示→行動の呼びかけだ。
講演の具体な型として、90分講義なら
9テーマ×10分。
テーマははっきりさせ、主題は一行。
副題もないに越したことはない。
キング牧師は「私には夢がある」を
8回繰り返した。
キーとなるテーマが8つある場合の
レトリックだ。
また、短時間の講演なら、予告して、
論点を3つに絞って、最後に要約と
繰り返しをしてまとめる。
その伝え方のパターンはいろいろだ。
① まとめ→詳細→まとめ
② 主張→根拠→例示→主張
③ 問題→変化→解決策→未来
④ 出来事→主観、説明→お願い。
どのパターンにするかは、聴衆次第。
コツは、余計なことは話さないこと。
その方が、聞き手はよく伝わる。
そして講演の最後に
「分からないことがありましたら、
追加説明いたします。」
と聴衆の質問を受けて締めくくろう。